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♪ ショパン音楽大学(旧ショパン・アカデミー)夏期講習だより Vol. 8 Final ♪

8月20日(木)、ショパン音楽大学での講習が最後の日を迎えました。学生たちは万全の体制で演奏会に臨もうと、前日から体調管理などに細心の注意を払っていました。夜更かしをせず、朝もゆっくり目覚め、体をリラックスさせて、少し練習といった具合です。
午後5時、ショパン音楽大学のコンサート・ホールで、修了演奏会に先立ち、講習の修了式が行なわれました。ギェルジョド教授がご挨拶の後、講習参加の学生一人ずつに修了証書を手渡しました。

 

0826-1.jpg                   [ショパン音楽大学夏期講習の修了式]

 

その後、修了演奏会が行なわれました。会場には、ワルシャワ市民の方々がおよそ100人ほど来場され、学生の演奏に聞き入っておられました。学内に掲示したポスターと新聞に掲載した1行の案内だけでこれほどの来場者があることに驚くばかりですが、中には例年のこの演奏会を楽しみにされている方々もおられるようです。そして学生の演奏一つ一つに心からの喝采と、とりわけ感動された演奏には「ブラヴォー」の声まで掛けてくださる暖かさには、私どもの方こそ感謝申し上げたい気分でした。

それぞれの演奏は、すべての学生が前日までの練習段階での演奏より一段と優れており、世界陸上選手権に例えれば、皆が自己記録を更新したかのようでした。

0826-2.jpg               [ショパン音楽大学コンサート・ホールでの修了演奏会]

0826-3.jpg                  [ショパン音楽大学夏期講習の修了パーティー]

 

一夜明けて8月21日(金)、昨夜の修了演奏会でひとまず実技の講習を終えた学生は、ポーランドの古都クラクフへ1日旅行に出かけました。ポーランドは、たまたま日本と同じように、1600年頃(正確には1596年)、首都をクラクフからワルシャワに移しました。このようなクラクフは、まさに日本の京都にあたり、ポーランドの歴史や文化を知る上では不可欠の町と言えます。
コペルニクスが地動説を説いた大学(ヤギェウウォ大学)やヨハネ・パウロ2世(前ローマ法王)が勤めていた修道院や大聖堂を訪れ、なんだかショパンやシマノフスキの音楽の基盤となる空気に触れることができたような気分でした。

0826-4.jpg                         [クラクフの王宮の中庭]


最後に、クラクフの音楽院を訪れ、練習室や室内楽ホールを見学させていただくと、学生たちはショパン音楽大学とは異なったそれらの施設に興味がそそられたようです。またその最上階にあるテラス(学生食堂)からの眺めは抜群で、その夕日に映える一望に、今回の講習への感慨もひとしおでした。

0826-5.jpg                     [クラクフ音楽院テラスからの眺め]


8月22日(土)は、ワルシャワでのフリータイム。午後1時にポーランドの名物料理ゴロンカ(豚のすね肉を蒸して焼いた料理)をいただきながら、すべての予定を終了しました。その後、学生たちは個々に、もう一度ワルシャワを散策したり、おみやげ物を買いに出かけたり、講習の思い出話に耽ったりしながら1日を過ごし、翌日の出発に備えました。

8月23日(日)、朝7時30分にホテルを出発、10時の飛行機に乗り、フランクフルトを経由して翌24日(月)、朝9時前に関西国際空港に到着、2009年度ショパン音楽大学夏期講習は終わりました。
今年度の講習に関して、現地からのレポートなど8回にわたり報告を送らせていただきました。ご高覧いただいた皆様に、この場をお借りして心より御礼を申し上げます。

(講習引率教員)

 

 

 

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2009.08.26
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