

8月19日(木)、今日は夕方6時から修了演奏会。学生たちはゆっくり目の朝食を取り、午前のリハーサルに向かいました。1人20分ずつのリハーサルを終え、一旦ホテルに戻ろうとすると、突然のにわか雨。真っ暗になった空が晴れるのを待ってホテルに帰り、本番に備えてしばしの休息。5時頃再び大学に戻ると、会場はピアノの調律も終わり演奏会を待つばかり。その時、フルートの先生がまだ時間があると、演奏会場で追加のレッスンをしてくださいました。フルートの学生たちにとっては最高の贈り物になりました。
[夏期講習の修了式] [修了演奏会の会場風景]
6時になると、会場にはワルシャワ市民の方々、ショパン音楽大学の関係者の方々、ショパン音楽大学に通っている各国の学生・留学生たち、およそ100名が私たちの演奏会を楽しみに来場されました。それに先立ち、講習修了式が催され、講習参加者に修了証書が授与されました。
いよいよ演奏会。学生は講習の成果をいかんなく発揮できたことと思います。
[修了演奏会(ピアノ)] [修了演奏会(フルート)]
その後、ショパン音楽大学の会議室でさよならパーティーが開催されました。そこには、この音楽大学を設立したショパンの師エルスネルに始まる歴代の学長の肖像画や写真が壁に飾られています。この厳かな場での華やいださよならパーティー。学生は嬉しさ半分、寂しさ半分といったところだったでしょうか。
[さよならパーティーの一場面(1)] [さよならパーティーの一場面(2)]
翌20日(金)は、早朝からオシフェンツィム(ドイツ名、アウシュヴィッツ)とポーランドの古都クラクフへの日帰り旅行に出ました。そこでは、ポーランド国立オシフィエンチム博物館唯一の外国人公式ガイドである中谷剛さんにご案内を頂戴し、人間の尊厳、人間の究極の状態、平和、そしてそれらに関わる私たち自身について、深く考える時間と契機を得ることができました。その翌日21日(土)はワルシャワでのフリー・タイム。ポーランドの名残を惜しみ、22日(日)ワルシャワを発ち、23日(月)参加者全員、無事帰国いたしました。
[中谷さんのガイドに聞き入る学生たち] [日曜日のワルシャワのパレード]
(ビルケナウ収容所跡地にて) (クラクフ郊外通りにて)
19日間にわたる講習に事故がなく、参加者にも不都合なく講習を終えることができたのは、関係者皆様のご支援・ご協力の賜物と心得ています。ここに参加者一同を代表し、御礼を申し上げる次第です。また最後になりましたが、拙文にもかかわらずこのブログをご高覧いただいた皆様方にも、心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました。
(講習引率: 黒坂 俊昭)
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