2016.10.17
音楽学科

練木繁夫客員教授 後期ピアノ特別レッスン

10月11日(火)、12日(水)の二日間にわたり、客員教授である練木繁夫先生のレッスンが行われました。

2日間で12組・16人の学生が受講しました。

練木先生のレッスンではどの国・時代の作品にも通じる根本的な楽譜の読み方や、テクニックを教えてくださいます。

受講生以外の学生も熱心に聴講しており、大変有意義な学びの時間をいただきました。

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モーツァルト:四手のためのピアノソナタ 変ロ長調 Kv358

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ベートーヴェン:ピアノソナタ 変ホ長調 op.31-3


練木繁夫客員教授プロフィール

1976年ツーソンのバイエニアル・ピアノ・コンクールと1979年ピッツバーグのスリー・リヴァーズ・ピアノ・コンクールで1位に輝く演奏を機に、ボストン響、シカゴ響、デンバー響、ピッツバーグ響、ミネアポリス響、ワシントン・ナショナル響等と共演の機会に恵まれる。アメリカ国外でもメキシコ国立響、フランス放送管、そしてN響を含む日本の主要なオーケストラと共演。また、76年よりチェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルとともに世界各地を公演し絶賛を浴びる。
室内楽奏者としてもヨーロッパ、アジア、北米のコンサートやフェスティバルに数多く出演。スイスのFestival der Zukunftの室内楽シリーズと霧島国際音楽祭に毎年出演している。2008年より漆原啓子(Vn)とのデュオを結成し今後の活躍が益々期待されている。 93年第24回サントリー音楽賞を受賞。90年シュタルケルと収録したD.ポッパーの作品のCDが、グラミー賞のソリスト部門にノミネートされる。97年にはオール・シューマン・プログラムの「パピヨン」が、文化庁芸術祭賞作品賞を受賞。03年秋には著書「Aをください」(春秋社)を出版。
現在、桐朋学園大学ピアノ科教授、国立音楽大学招聘教授、相愛大学客員教授、エリザベート音楽大学非常勤講師、霧島国際音楽祭企画委員。リサイタルのみならず、室内楽、オーケストラ共演と幅広く活躍中。