臨床栄養学実習Aの授業で身体計測を行いました。
身体計測をすることによって栄養状態を把握し、評価を行うことができます。
皆さんは身長や体重をどのように測定しますか?
健康な人は上のように身長計や体重計に自分で乗って測定することができます。
では、病院や在宅介護などで寝たきりの人はどのように測定すればいいのでしょうか?
今回はメジャー、膝高計、インサーテープ、アディポメーターを使って推定身長・体重を算出しました。
メジャーを使ってベッドで寝た状態での身長を測定します。
まっすぐになるようにみんなで協力しながら測定します。
膝高を測定します。膝関節と足首を直角に曲げてキープさせるのはちょっと難しいです・・・。
でも訓練して正しく測定できるようになりましょう。
インサーテープを使って上腕周囲長や下腿周囲長を測定します。
肩先と肘先の中間点はどこかな?下腿周囲長はふくらはぎの一番太い所を測定します。
アディポメーターは上腕三頭筋皮下脂肪厚や肩甲骨下部皮下脂肪厚を測定するのに使います。筋肉と皮下脂肪の境目をうまく見つけられるかな?
座った状態とベッドで寝た状態の両方で測定します。この測定、実は結構痛いんです・・・。学生達もイテテと声が上がっていましたが、
ちょっと我慢!!実際に患者様にも測定できるようにならなければいけませんので、ここで素早く的確に測定できるように練習です。
その他にもインボディで体組成やメジャーを使って腹囲やヒップも測定しました。
管理栄養士が栄養管理を行うにあたって栄養状態をアセスメント(評価)することはとても重要な事なのです。
頑張れ!!未来の管理栄養士たち☆
助手 寺川