小梶由美子先生 「第14回上方の舞台裏方大賞」受賞!!

casshat小梶由美子写真.jpgのサムネイル画像本学ピアノ専攻非常勤講師である小梶由美子先生が、「第14回上方の舞台裏方大賞」を受賞されました。おめでとうございます!
この賞は、舞台を観ているお客様には知られないけれども、その人なくしては舞台が成立しない、隠れた優秀な人を選び出して顕彰する賞です。
小梶先生は、日本で数少ないオペラ・コレペティトールとして数多くのオペラ制作に関わってこられ、著名な指揮者からも厚く信頼されています。
本学ではピアノレッスンの他、声楽専攻の4回生のオペラ演習の授業でも、初めてオペラを演じる学生でも形にできるよう、ディクションや音楽の作り方など、様々な視点から丁寧な指導を行ってくださっています。

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小梶由美子先生 プロフィール

相愛大学音楽学部ピアノ専攻卒業。西川恵美子、関晴子両氏に師事。

1991年度文化庁在外派遣研究員として1年間渡米。ジュリアード音楽院のオペラセミナーにて、ニューヨーク・グランドオペラの音楽監督であるヴィンセント・ラ・セルヴァ教授にコレペティトール(コレペティトールとは、オペラ公演の際のオーケストラの音をピアノのみで演奏する技能を持つだけでなく、歌手の譜読み、音楽理解や発音矯正の手助けや助言を行うなど、オペラ制作には欠かせないスペシャリスト)としての才能を認められ、カーネギー・ワイル・リサイタルホールにてマダムバタフライの全曲演奏でニューヨークデビュー。その後もセントラルパーク野外オペラの制作に音楽スタッフとして参加。また、メトロポリタン歌劇場ではシャロン・トーマス女史のもとでコレペティトールとしての研鑽を積み帰国。

本邦では、佐渡裕、大野和士、井上道義、小泉和裕、飯森範親等マエストロのオペラ公演では、コレペティトールとして制作にかかわるだけでなく、チェンバリストとしても活躍する。

198485年にはNHKテレビ「ウィークエンドきんき」にレギュラーピアニストとして出演し、テーマ音楽も作曲。1986年にはNHKラジオ「音楽アルバム」に出演する。他にもソリストとしてシューマン、ショパン、グリーグのピアノ協奏曲でオーケストラと共演するなど活躍の場を広げる一方、大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団のピアノ、チェレスタ奏者としての経験も持つなどピアニストとして幅広い演奏活動を行う。

また、文化庁の「本物の舞台芸術体験事業」では関西二期会のオペラ歌手と共にピアノ伴奏者として参加し、全国の学校からの要望に応じて出演し、本格的なクラシック音楽に触れる機会の少ない児童生徒に本物の演奏を提供して好評を博している。2011年以降は東日本大震災チャリティーコンサートにも積極的に出演。

オペラの全曲レパートリーは30本以上にも及び、特に近年はワーグナー演奏に絶大なる評価を得ている指揮者の飯守泰次郎氏からの信頼も厚く、関西フィルハーモニー管弦楽団のワーグナー作品のオペラ演奏会形式シリーズの制作にはコレペティトールとして欠かせない存在となっている。

20172月には長年のコレペティトールとしての功績を認められ、第14回「上方の舞台裏方大賞」受賞。

相愛大学音楽学部講師、西宮音楽協会会員。