2017.05.31
発達栄養学科

調理科学実験授業風景 砂糖の調理特性

調理科学実験について紹介します!

第7回目の授業は砂糖の調理特性についてです。

 

まずは砂糖溶液を煮詰めていくとどうなるか見てみましょう!

 

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現在の温度117.6度!!

まだまだ温度は上がりますよー!(9`・ω・)9

 

水を入れたビーカーに砂糖溶液をスプーンで落として観察してみましょう!

 

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水中で砂糖溶液が固まってきました!

 

スプーンから糸が引いていますね(*゚o゚*)

温度は140度ぐらいでしょうか。

この状態は、抜絲(バースー)といって中国料理に出てきます!

 

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抜絲の中でもこの銀色の糸を引いている状態を銀絲(インスー)、

さらに温度が上がり砂糖溶液が黄色くなり

糸を引いている状態が金絲(チンスー)といいます!

  

お皿に砂糖溶液を落として違いを観察してみましょう!ヽ( `・ω・)ノ

  

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右上が一番低い温度で左にいくにつれ温度を上げた状態です。

随分と違いがわかりますね!

 

右上は落とした砂糖溶液が広がっていて、

さらっとした液体だというのがわかります(人´∀`)

 温度が高くなっている左上の方はプリンのカラメルみたいですね!

  

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食べて比べてみるとやはり温度が高い方が香ばしかったです!

べっこう飴も少し香ばしい感じがしますよね。

実際に実験する事でどの温度帯がどの様な料理に適しているかわかったと思います!(v´∀`*)