2018.05.08
発達栄養学科

第3回調理科学実験!

 

 

調理科学実験の授業風景をご紹介します!

第3回の授業は「米の調理特性」です٩(๑´0`๑)۶

 

DSCN1570.jpg  

実験に入る前に米についての講義がありました!

「ジャポニカ米」「インディカ米」って知っていますか?

 

ジャポニカ米は私達が普段よく食べている米で、

日本で単に米と言えばこちらのジャポニカ米になります!

短く丸みがあり、加熱すると粘り、つやが出るのが特徴ですo(・ω・。)

品種で言えばコシヒカリやササニシキなどたくさんありますね!

 

それに対しインディカ米とは、通称タイ米と言われていて

世界の米生産量の8割をこえています!

細長く粘りが少ないのが特徴です(。☌ᴗ☌。)

ピラフやカレーなどに使われることが多いですね!

 

DSCN1573.jpg  

今回はジャポニカ米のうるち米(普段よく食べているお米)と

もち米を比べてみました!

 

もち米ってうるち米に比べてとってもねばねばしてますよね?

それはアミロペクチンというものが関係しています!

うるち米がアミロペクチン80%に対しもち米はなんと100%!

アミロペクチンが多いほど粘りが強くなるんです(。・ω・)ノ

 

DSCN1578.jpg 

先生の講義が終わったらいよいよ実験です!

ビーカーでもち米とうるち米を炊飯して比較しましょうヽ(´∀`)ノ

  

まず最初に米を洗いそのあと吸水させます!

 

DSCN1585.jpg 

では米の炊き方といえば・・?

 

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ ぶつぶついうころ火を引いて ひと握りのわら燃やし 赤子泣くともふた取るな」

 

ですよね('ω'*)

では唄の通りに米を炊いてみましょう!

 

DSCN1588.jpg

DSCN1595.jpg

 

少し見づらいですが、わかりますか?

沸騰することで米が対流し米が踊っているみたいですねヾ(o´∀`o)ノ

炊飯器のCMなどで言われている踊り炊きとはこのことです!

 

DSCN.jpg 

消火してもすぐ蓋はとらずしっかりと蒸らしてビーカー内の

水分を吸収させます(・ω・*)

 

そしていよいよ蓋をとり、しっかりと混ぜることで全体を均一にさせます!

おいしく炊き上がったご飯は米の重量の約2.1~2.4倍になります!

 

DSCN1598.jpg 

実際に食べてうるち米、もち米を比較しましょう!

やはりアミロペクチンが多いもち米の方が粘り気が強いので

ビーカーから取り出す時も苦労していました(;・∀・)

味、食感はどうだったでしょうか?

 

DSCN1597.jpg 

普段は炊飯器で炊飯しているので中の様子はわかりませんが、

中が見えるビーカーで炊飯することによって

どのように米が炊き上がるのか確認できたと思います(≧∇≦)

 

次回の調理科学実験は「いもの調理特性」について実験します!

またブログ見にきてくださいね(o・ω・o)ノ゙

 

 

 

 

助手 大川