調理科学実験の授業風景をご紹介します!
第3回の授業は「米の調理特性」です٩(๑´0`๑)۶
実験に入る前に米についての講義がありました!
「ジャポニカ米」「インディカ米」って知っていますか?
ジャポニカ米は私達が普段よく食べている米で、
日本で単に米と言えばこちらのジャポニカ米になります!
短く丸みがあり、加熱すると粘り、つやが出るのが特徴ですo(・ω・。)
品種で言えばコシヒカリやササニシキなどたくさんありますね!
それに対しインディカ米とは、通称タイ米と言われていて
世界の米生産量の8割をこえています!
細長く粘りが少ないのが特徴です(。☌ᴗ☌。)
ピラフやカレーなどに使われることが多いですね!
今回はジャポニカ米のうるち米(普段よく食べているお米)と
もち米を比べてみました!
もち米ってうるち米に比べてとってもねばねばしてますよね?
それはアミロペクチンというものが関係しています!
うるち米がアミロペクチン80%に対しもち米はなんと100%!
アミロペクチンが多いほど粘りが強くなるんです(。・ω・)ノ
先生の講義が終わったらいよいよ実験です!
ビーカーでもち米とうるち米を炊飯して比較しましょうヽ(´∀`)ノ
まず最初に米を洗いそのあと吸水させます!
では米の炊き方といえば・・?
「はじめちょろちょろ中ぱっぱ ぶつぶついうころ火を引いて ひと握りのわら燃やし 赤子泣くともふた取るな」
ですよね('ω'*)
では唄の通りに米を炊いてみましょう!
少し見づらいですが、わかりますか?
沸騰することで米が対流し米が踊っているみたいですねヾ(o´∀`o)ノ
炊飯器のCMなどで言われている踊り炊きとはこのことです!
消火してもすぐ蓋はとらずしっかりと蒸らしてビーカー内の
水分を吸収させます(・ω・*)
そしていよいよ蓋をとり、しっかりと混ぜることで全体を均一にさせます!
おいしく炊き上がったご飯は米の重量の約2.1~2.4倍になります!
実際に食べてうるち米、もち米を比較しましょう!
やはりアミロペクチンが多いもち米の方が粘り気が強いので
ビーカーから取り出す時も苦労していました(;・∀・)
味、食感はどうだったでしょうか?
普段は炊飯器で炊飯しているので中の様子はわかりませんが、
中が見えるビーカーで炊飯することによって
どのように米が炊き上がるのか確認できたと思います(≧∇≦)
次回の調理科学実験は「いもの調理特性」について実験します!
またブログ見にきてくださいね(o・ω・o)ノ゙
助手 大川