11月24日、相愛大学と提携を結んでいるポーランド・ワルシャワのショパン音楽院教授で相愛大学客員教授のスワヴォミル・トマシック教授のリサイタルと公開講座が、本学南港ホールにて開催されました。

リサイタルでは本学ピアノ科教員・井上麻紀氏との共演で、ポーランドの作曲家達の作品が演奏されました。中でもパデレフスキの作品は、18世紀に作曲されたもののその後楽譜が消失し1990年に発見されたもので、今回が日本初演となりました。トマシック教授本人による自作の超絶技巧のカデンツァも演奏され、大熱演に皆が聴き入りました。

公開講座では右手のボウイングのテクニックを、セブシックOp.3の練習曲を用いて、学生9人に目の前で見本演奏を見せながら、ポイントを押さえた指導をされました。アットホームな雰囲気の中、学生達にたくさん質問を交えて考えさせることで、学生達の音色の質がどんどん向上し、大変有意義な講義になりました。

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公開講座の様子を動画で紹介致します(3分42秒)。




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