2月17日に平成27年度第3回相愛大学FD研修会が「SA制度を試験的に導入してみて -実施状況、問題点、改善策-」と題して開催され、教員52名(非常勤講師2名を含む)、職員26名、計78名が参加しました。
昨年12月の第2回研修会では、立命館大学の沖裕貴先生をお招きして、ピア・サポーター制度を中心に学生の教育参画についてご講演いただきました。それを受けて、今回は、今年度の教育改革経費を使って試験的に導入されたスチューデント・アシスタント(SA)制度に関する振り返りを行いました。

まず、発案者である益田圭教授(人文学部人文学科)からSA制度導入の趣旨説明がなされました。続いて、授業にSAを参加させた4人の教員が制度の実施状況や感想、さらにSAを努めた学生の感想などを報告しました。
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「指揮法Ⅱ」の授業における伴奏者にSAを採用した戎谷六雄教授(音楽学部音楽学科)からは、SAの参加で授業がうまく進められたこと、SAにとっても将来に役立つ経験になったこと、音楽学部における制度の利用に関してはさらなる検討が必要なことなどが報告されました。
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「社会人基礎力形成演習」においてグループトークの支援などをSAに依頼した中村圭爾教授(人文学部人文学科)からは、授業の進め方などに関するSAの意見が参考になったこと、SAの役割をどこまで広げるかが今後の検討課題であることなどが報告されました。
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「ベーシックセミナー」における図書検索の指導などをSAに依頼した進藤容子教授(人間発達学部子ども発達学科)からは、受講生へのアンケート結果として、約7割の学生がSA参加の効果を認めており、「質問しやすかった」という回答が特に多かったことなどが報告されました。また、「上級生のようになりたいと思った」という回答もあり、SAが勉学上のモデルとしても役立つことが示されました。さらに、SAへの指導が教員の負担になるという問題点なども指摘されました。
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「食品学実習」において学生が実施する実習手順の確認などを依頼した庄條愛子准教授(人間発達学部発達栄養学科)からは、SAの参加で授業に活気がでたことや下級生への指導がSA自身の復習になったことなどが報告されました。また、SAに関する全学的なガイダンスの必要性なども指摘されました。
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報告終了後、報告者と聴衆との質疑応答を行い、最後に、益田教授が議論をまとめ、来年度のSA制度実施に向けての課題や方針を示しました。
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<相愛大学FD委員会>