相愛大学 文化交流学科ブログ

見方を変えることの大切さ

文化交流学科の木下有子(ありこ)です。私は言語学ということばに関する研究をしていますが、ことばというのは文化の中心的存在ですので、ことば同様、文化にも非常に深い関心があり、最近は主に、「ことばと文化」をテーマに研究を続けています。授業でも、学生さんと一緒に、ことばについて考え、世界の文化を学び、時に驚いたり感心したりしながら、それぞれ自分の文化について再発見また再確認――これは新鮮であると同時に、もしかするとカルチャー・ショック?――を繰り返しています。

私たちが生きる今の時代は、今回の東日本大震災やニュージーランドでの地震でも明らかなように、世界中の人々が相互に助け合っていかなければ成り立たないことが多い時代です。しかし一方で、ノルウェーでの連続テロで吐露されたように、平和と言われる国においてさえ、異文化の人々が共に生きていくことは難しいのです。でも、難しいからといって、異文化の人との交流を避けていてよいでしょうか。    
何年も前のことですが、数ヶ月過ごしたアメリカのある大学の学生寮で、こういうことがありました。いろいろな国出身の学生がお互いの行動などが理解できずに衝突しました。その時、それぞれが自分の文化について説明し、それによって相互に理解し合い、最終的に彼女たちはすごく仲良くなりました。

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これが大切な態度だと思います。異文化の人とぶつかる経験を身をもってし、それをきっかけに考えて得られるものは大切なものです。皆さんにも機会があれば怖がらずにどんどん外に出て、人と交わり、ぶつかり、考えてほしいと思います。そして、一緒にあるべき「文化交流」の姿を考えていきませんか。私としては、世界中の人々の幸せのために「文化交流」はあるべきだとも考えますが、いかがでしょう。                         

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2011/09/08
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