相愛大学 文化交流学科ブログ

「文化の伝わる道」

皆さん こんにちは。中村圭爾です。

 

私たち文化交流学科の学びの中心は、世界各地域の文化そのものを知ること、そしてそのような多様な文化を比較することにあります。そのことによって、日本とは異なる世界の諸地域の文化についての理解を深めることを目指しています。

ところで世界各地域の文化は、その地域で自然に生まれ、発展するだけではありません。文化はさまざまな形で、他の地域に伝わっていきます。文化を伝えるのは人間です。人間が動くことによって、文化は生まれ故郷から、あちらこちらへと伝わっていくのです。その伝わる道の途中で出会う人間たちによって、伝わってきた文化は、時には姿を変え、いろいろな場所に新しく根付いていきます。

私が専門にしている中国では、はるか昔に、西アジアやインドから異国趣味の文化が伝わり、多くの人々がその文化を受け入れて、国際色豊かな文化が花開いた時期があります。その文化は絹の道(シルクロード)をよばれる道を通って伝わりました。そして、その文化は、つぎには海を渡って日本にも伝わってきたのでした。

次回のミニ講義は、そのような文化の伝わる道のことを、分かりやすくお話することにしています。

 

そのお話とは少し違いますが、文化の中で、宗教はたいへん重要な要素です。インドから中国や日本に伝わった宗教に仏教があることは、皆さんよくご存じでしょう。仏教が伝わった道には、岩山の崖に掘られた寺院の遺跡が多く残っています。この夏に訪れたのは、その一つで、中国西部にある麦積山という遺跡です。当時の仏教の力をこの目で見ることができました。

 

麦積山_R.jpg

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2011/09/20
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