相愛大学 音楽マネジメント学科ブログ

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2011年8月

ミニ講義「広がるインターネットの世界と音楽」

5月29日相愛大学のオープンキャンパス。沢山の高校生の皆さんが来てくれました。当日AO入試を受験する学生のためのミニ講義もしました。

「インターネット」はこの10年スマートフォンなど中心に「音楽配信」「動画配信」とどんどん広がってきましたね。iPod、iPhone、iPadといった製品の登場やYouTube、UstreamさらにはTwitter、Facebookなども音楽の世界を大きく変えています。これからどんな世界になっていくのでしょうか?インターネットの将来を予測するためにも「技術の進歩」が大切かも話しました。   


講義の一部にひとつの例としてUstreamを学生の演奏を実況配信しました。ピアノの正岡孝志君、ドラムの高橋育大君そしてトランペットに演奏学科の麻野弥生さんによるトリオでした。全国で約500名の皆さんが演奏実況みてくれました。Ustreamは今も見ることができますよ。 

 (当日のハイライト動画はこちら! → http://www.ustream.tv/recorded/15028018/highlight/197194
ミニ講義風景 Ustreamによる演奏の配信実況
麻野弥生(Tp.) / 正岡孝志(Pf.) / 高橋育大(Drm.)
このような講義をプロジェクトの実践とともに新学科で沢山用意していますよ。  


  安井 敏雄


【安井教授通信】バックナンバー

2011.08.26
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サマー・コミングル@蓼科 [3]

Vol.3は今年のプログラムと「ハーモニーの家」の紹介です。



「ハーモニーの家」は30年前に北欧音楽に強い興味をもった4人が中心に会員が集う場所として音楽ホールと宿泊施設を作るべく運動。故渡邊暁雄氏が会長となられ "世の中はもっと心のハーモニーを求めるべき"と提唱され"いろいろな経験をもったさまざまな分野の人たちが、心のハーモニーを育てることが平和に繋がる"という理念で大自然の緑豊かな環境の中に"ハーモニーの家"ができました。

「そこで共に語り合い互いに親しみ
敬と信頼を分かち合いながら生活に豊かさを求めよう。
 ハーモニーの家を訪れるときはお互いに心を許した仲間と顔を合わせ 
憩いと励ましを得る事ができるように」 

 と。 

 また地域との交流もうたっており音楽祭などの開催も当初からの強い希望であった。


   そして昨年の演奏の一部「動画」を添付します。(ブランデンブルグ 4番)です。
2011.08.22
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明日はオープンキャンパス!

明日8月21日はふたたび相愛大学のオープンキャンパスです。

たくさんの方のご来場お待ちしています。


参加に関する詳細・最新情報はコチラ
2011.08.20
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サマー・コミングル@蓼科 [2]

プロ・アマ集まって室内楽の合わせと異文化交流楽しむひととき 

  
「コミングル」(Comingle)というのは「いろいろな人と交わる」という言葉ですが医師、弁護士、大学教授、技術者、ビジネスマンなどそれぞれの分野で活躍している社会人から高校生まで、プロのフルート奏者佐々木真さんヴァイオリニスト梅津美葉さん、元N響のチェリスト茂木新緑さんから音楽大学演奏学科の学生さんなどが参加されます。

「音」や「室内楽の合わせの魅力」に惹かれた繋がりの輪がいろいろな分野の方の参加を広げてきました。   そしてこの4日間は単に練習するだけでなくいろいろな職業に従事している者が一緒に寝泊りし深夜までグラスを傾け談論風発、異文化・異業種のエキスパートとしてすごします。毎年モスクワやサンフランシスコからの演奏友人達も参加してくれ近年は地元の演奏家や諏訪響のメンバーの方も参加され地元の皆さんとの交流も盛んです。まさに「グローバル」と「ローカル」の交流にもなっています。

 
バッハ ブランデンブルグ協奏曲6番 梅津美葉さんに一杯教えてもらいました オペラのアリアは伴奏といえど大変な勉強になります

  また台所での料理つくりやこの合宿の作業にもいろいろな方がボランテイアベースで手伝って下さっています。もしご興味のある方は是非安井までお声かけください。

   

 
無事「集い」を終えて 佐々木真さんとハーモニーの家にて  

【安井教授通信】バックナンバー

安井 敏雄

 
2011.08.19
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サマー・コミングル@蓼科 [1]

プロ・アマ集まって室内楽の合わせと異文化交流楽しむひととき


毎年7月最後の週に、長野県茅野市三井の森で「コミングル@蓼科」と銘打った4日間の「音楽合宿」を主宰しています。今年は始めて6年目になりました。八ヶ岳を望む美しい緑と澄んだ空気が一杯の森のなかにある「ハーモニーの家」で熱心なアマチュアの音楽愛好家とプロフェッショナルの演奏家が集いクラシックの室内楽の演奏を「楽しみ」「学び」、そして音楽を通して異文化・異業種の方達との交流のひと時を楽しむものです。本年も演奏者30名を越える皆さんが14曲のプログラムを最終日のコンサートに向け熱心に練習しました。   
    
長野県茅野市三井の森 八ヶ岳の眺望です チマローザ 2本のフルートと オーケストラのための協奏曲 ト長調
  私の高校・大学を通じてオケ先輩の元東京交響楽団首席フルート奏者佐々木真さん(本年8月より「日本フルート協会会長」に就任されます)と7年前の夏のひと時三井の森の山荘で友人達と一緒にBBQをしたとき食後に森の暗闇のなか月の光のもと木管フルートを吹いて下さり樹木への響きの余りの美しさに感動したことから何かできたらいいねと構想が始まりました。弦楽器のリーダーとして梅津美葉さんがまとめで活躍して下さっています。 これまで本学科の大岩元教授も熱心にフルートやファゴットで参加されてます。  
チマローザ練習風景 


本年は バッハのブランデンブルグ協奏曲6番、ロッシーニの弦楽ソナタ1番、ハイドンの弦楽四重奏「鳥」やピアノトリオ、モーツアルトの弦楽トリオ「デイベルテイメント」やチマローザの二本のフルートとオーケストラのための協奏曲など盛りだくさんの曲に挑戦しました。
(プログラムなどはVol.3に掲載します。)        
2011.08.17
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(株)グリオ社訪問記 [1]

音楽系IT企業(株)グリオ社を、安井先生が訪問してこられました。
2回に分けて,その様子をご報告します!

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船山浩平社長と筆者 渋谷・桜新町にて  録音室(隣が演奏スタジオ)のひとつ




① アーチストのマネジメントとそのCD制作(パッケージ・ビジネス)で成功してきた。

② 「音楽系IT企業」として変革しようとしている。そのうちの1つが「電子小説」。
最近「G2010」なる子会社を村上龍、瀬戸内寂聴とともに立ち上げたばかりのベンチャーでもある(http://japan.cnet.com/release/30001759/)。

③ また中国へのビジネスにも進出。北京にテレビ番組の制作会社をつくり湖南省のテレビ局と提携し番組作りのノウハウ提供とともにタレント・グループを育てている。 

④ CGがアメリカの映画で使われいまや定着し当たり前になったが、音楽においてもコンピュータでのオーケストラ演奏がもっと利用されることに着目。 編曲作曲家の船山基紀氏もメンバーのアーチストで [Virtual Orchestra]の第一人者でもある(彼については次のBlogで) 

⑤ 新学科が目指す音楽ビジネスの「市場環境」「課題」などが集約されている。

電子小説とGrio社





2011.08.11
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管楽器の音作り(1)

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大岩 元 twitter_32.pngのサムネール画像 facebook_32.pngのサムネール画像
比谷高校オーケストラのOBは、1981年に星陵フィルハーモニー管弦楽団を組織して、毎年演奏会を行ってきました。千人を超える卒業生の中から、毎回参加希望者を中心に組織して演奏会を開くという方式をとっているので、私も昨年から3回連続して参加しています。

星陵フィルの指揮者は小林幸人氏と今井治人氏の2名で、いずれも卒業生です。私が学生時代に経験した最も優れた指揮者の故・森正氏と、音楽性と指揮技術の双方でひけを取らない優れた指揮者であることが、参加の何よりもの魅力です。小林氏はホルン吹きから、今井氏はコントラバス弾きから指揮者になられたそうです。

 小林氏は、次のような極めて明確な要求を練習で管楽器奏者に示しました。

1.音符が示す音をただ並べただけでは音楽にはならない。
  音の「ことば」として話すように演奏すること。
2.西洋音楽は、西欧語の子音の発音のように発音する、
  タンギングはつくのではなく、着けた舌を引き戻す(リリースする)ことである。
3.音は、下腹の支えのもとに、あばら骨をひき上げるようにし、
  鼻の上部あたりに響かせるようにして出す。
  これによって、音程が自然に合わせられる。

 音楽演奏をする上で、1.が一番重要で本質的な点です。2.も子音の発音については初めて聞いたことですが、タンギングについては聞いたことがあるように思います。しかし、3.は初めて聞くことで、音の出し方の部分は実行できたとしても、音程が自然に合うということは信じられなくて、半信半疑で練習していました。

 私は4年位前から、フルートの音の再構築を始めました。フルートの音作りというと、マルセル・モイーズの「ソノリテ」という教則本が有名ですが、この本で良い音を作るのは簡単ではありません。だれでも最初の部分を形だけやってみるのですが、音自体を良くしていくのは、どうしたらよいかがよく分らないのが普通です。

 これに、明解な解答を与えてくれたのが、学生時代からの友人で、京大オーケストラからプロの奏者になった佐々木真氏です。彼の解釈によると、モイーズの本は最後の章が練習の目的で、その前にあるのは、そのための準備の練習にすぎない、ということでした。最後の章の内容は、有名なメロディーを低音を用いて小さい、しっかりした音で音楽的に演奏するというものです。

 これを早速実行してみると、確かに音が良くなっていくことが実感できたので、以来、音作りの研究を続けてきました。低音部の音が良くなってくると、これを中音部、さらに高音部へと広げてきました。時間はかかりますが、結果が確実に出てくるので、大変に楽しい練習となり、「ソノリテ」の曲を終えた後も、音作りに適した曲を選んで、練習してきました。

 面白いことに、音が良くなるにつれて、音程も良くなってきました。さらに、小林さんの勧める音の出し方を試してみると、音質をほとんど変えずに、音程をかなり自由に変えることが出来るようになりました。これが、小林さんの言う、音程は自然に合うようになる、ということではないかと思います。つまり、「自然に音程が合う」ためには、自分が出したい音がイメージできればならないということではないかと思います。自分が出さなければならない音がイメージできなければ、音が合うということもないわけです。

 音でしゃべる「ことば」をイメージし、回りの音との関係で正しい高さと音量・音質の音でその「ことば」を具体化してイメージする、という脳内作業ができて初めて、音を出す肉体の技術が生きてくるということではないかと思います。

2011.08.09
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オープンキャンパス終了!

昨日のオープンキャンパス,無事終了しました。
来場ありがとうございました。盛況でした!
2011.08.08
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明日はオープンキャンパス!

明日は相愛大学オープンキャンパスです。

キテネ!


チラシや詳細についてははこちらをご覧ください。
2011.08.06
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50年前の高校生オペラ

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 先週末(7月30日)に、私の卒業した都立日比谷高校オーケストラのOBが集まって、合奏やピアノ独奏などとともに、「魔笛」序曲を演奏するという会がありました。午前中から練習して、午後2時から演奏会、その後は昨年のこの会で演奏した「魔弾の射手」序曲のビデオ鑑賞をするという会でした。

 日比谷高校オーケストラは、私が入学した1958年に出来ました。この年、日比谷高校は創立80周年記念式典が行なわれ、天皇陛下が来校されるということから、音楽担当の河内先生が奮闘されて予算を獲得し、バイオリン、ビオラ、チェロなどの楽器を買い揃えて、高校生によるオーケストラ活動が始まったのです。しかし天皇来校の方は、60年安保闘争を間近にひかえた当時の世相から校内に反対運動が起こって、中止になりました。

 このオーケストラで、私も「アルルの女」第2組曲の「メヌエット」を演奏したのですが、その事はほとんど覚えていません。しかし、その時指揮された3年生の大山元氏(入学したら、私の名前から「石」を除いた名前の人がいたので、大変驚きました)は、8小節とばしてフォルティシモのトゥッティに飛び込んでしまったのだそうです。私は全く覚えていません。ショックを受けた大山氏は「私に謝るのも忘れてしまって申し訳なかった」と、昨年暮れに50年ぶりのお詫びのメールを送って下さいました。

 特筆すべきことは、大山氏が「80周年記念式典序曲」を作曲してオーケストラ演奏をしたことです。この録音が残っています。スズキの入門楽器とはいえ、ブラスバンド楽器に加えて弦楽器も揃ったこと、大山氏のような音楽の才能と学生をまとめる組織力の才能を持った学生がいたことで、高校生オーケストラが始まりました。大山氏は、音楽の道には進まず、電気通信大学に進学して、技術者に成られたようですが、音楽活動は最近まで続けてこられたようです。

 最初に紹介した音楽会の最後に行なわれた「日比谷高校1963年星陵祭 オペラ魔弾の射手全曲公演」は、YouTubeに上がっています(http://www.youtube.com/watch?v=BW8WIUG24NI)。これは、昨年のOBオケによる演奏をバックに、当時の記録写真をスライドショーにしたもので、50年前のオペラに出演し、昨年、今年とOBオケを指揮した田中雅氏が作成したものです。私自身は、ヨチヨチ歩きで始まった高校生オーケストラが、5年間でオペラを全曲上演したとは知りませんでした。でも、私の在学中には「ラ・ボエーム」をピアノ伴奏で上演したり、英語で「テネシー・ウィリアムズの「ガラスの動物園」が上演したりしましたので、オケ伴奏のオペラ上演が5年で達成されたことも、おどろくには値しないことかもしれません。



 田中氏は、その後チェリストとしてドイツのオーケストラで活躍した後、帰国してからは為替トレーダとして生計を立てながら、茅ケ崎のスタジオでメディア作品の作成を楽しんでおられるそうです。

大岩 元 

2011.08.06
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恐るべし相愛図書館

matsutani.jpg日本の女性史学の第一人者である高群逸枝(たかむれいつえ)というスゴイ人がいる。

『母系制の研究』や『招婿婚の研究』といった長大な研究論文を残している人である。

そんなスゴイ女性なのだが、24歳のときに、恋愛問題で悩んで四国にお遍路に行くなんてことをしてしまう。


どんな恋愛問題かというと、彼氏以外の人間から、めっちゃアプローチを受けてしまって、はっきり断ることが出来ず、彼氏との仲が微妙になってしまう。。。

悩みに悩んだ彼女は、当時ではホントに大変だと思うけど、四国遍路に一人出かけていくのです。


大正7年の女性ひとり旅。

それも四国遍路なんて、今では考えられないほどのハードルの高さだと思います。

現代で考えると、物乞いをしながら生活することを前提に、無一文でインド一周しに行くようなものでしょうか。


とにかく、その四国遍路の紀行文は『娘巡礼記』として、『九州日日新聞』に連載されます。

四国遍路を歩きながら、日記のように書き、道中、書いたものを新聞社に送るというお遍路の日々。


今で言うと四国遍路歩きながらブログに書き込んでいる形のような、『娘巡礼記』は長らく書籍にはなっていませんでした。

高群逸枝全集にも入っていません。

おそらく、夫である橋本憲三氏のチェックが入っていない、本当に世に出た最初の作品であるためだと思われますが。。。


しかし、堀場清子氏により、朝日新聞社に保管されていた大正年間『九州日日新聞』の「娘巡礼記」記載部分の写真を撮り、テキストにおこしていくという作業が進められ、1979年に書籍になります。


その『娘巡礼記』が読みたくて、いろいろと探したのですが、とある国立大学図書館にあるものは持ち出し禁止だし、古本屋さんをまわってもない。amazonでも売ってない。


あきらめかけていたとき、相愛大学図書館を検索してみました。

すると、高群逸枝全集まですべてあることを発見。

しかも、女性史研究家としての最初の成果と言われている『大日本女性人名辞書』まである!

定価七円五十銭だぞ。

photo1.jpg

さすがに持ち出し禁止だが、普通に辞書が並んでいる開架にある。


もちろん、『娘巡礼記』もちゃんと開架に。

よく見ると、寄贈本。それも橋本靜子氏より。

えーっっ!高群逸枝の夫橋本憲三さんの妹さんじゃないですかっっ!

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とまあ、スゴイ本が普通に並んでいる、スゴイ図書館なのです。


相愛大学図書館。

いつ行っても感激する何かがあり、個人的に憩いの場となっております。


松谷 葉子twitter_32.png facebook_32.png


2011.08.06
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学科の独自HPをリニューアルしました

このたび、音楽マネジメント学科のホームページを、下記URL でリニューアルしました。

http://soai-mgt.jp/

トップはこんな絵です。5秒ぐらいの間隔でいくつかの画像が切り替わります。
top_screenshot.png

どうぞよろしくお願いいたします。

2011.08.04
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