相愛大学 音楽学科ブログ

事前教育②

   2月23日(土)、第二回目の人文学部の事前教育を行いました。

 当日が卒業式の人もいましたが、なんとか駆けつけてくれました。

 各分野の先生が一人ずつお話しされた後、課題図書ごとに分かれて、ゼミ形式の授業を体験していただきました。

 以下、当日の各授業概要のコメントです。

 〈歴史文化〉の分野
 課題図書の感想文をめぐって、いろいろお話をした後、図書館に向かい、本学の蔵書の数々を見ていただきました。
 遠方から来られていたのでお疲れのようでしたが、楽しんでいただいたと思っています。 (山本幸男)
 写真は書庫での蔵書検索の風景。  

DSCF1686_R.JPG〈日本文学〉の分野
 課題図書の概要と受講生の提出した文章の添削箇所などについて解説し質疑応答を行いました。関連して本学の貴重古典籍資料「春曙文庫」の価値を簡潔に説明、とくに和歌文芸の魅力にふれました。    (鈴木徳男)

写真は百人一首カルタをしているところ。

DSCF1677_R.JPG

〈大阪文化〉の分野
 わたしの課題図書は、わたし自身が著した『大阪のおばちゃん学』。

とっつきやすさもあったのかもしれません、10名が読書感想文を書いてくれました。1人1人に感想文の講評と添削ぶんを返却。考えを少し述べ、その後は、わたしが出演したテレビ番組(大阪のおばちゃんをテーマにしたもの)のDVDを2本視聴してもらい、読書感想とからませた話しを。

 こうした中から、わたしの授業に対する視点を少しでも感じ取っていただければな、との考えからです。                                                (前垣和義)

DSCF1673_R.JPG

 

 DSCF1662_R.JPG

〈サブカルチャー〉の分野
 ふだん何気なくすらすら読んでいるマンガを、しっかりじっくり読んでみようという趣旨の体験授業をおこないました。

 といっても、難しい分析をしたのではなく、セリフが書かれた「吹き出し」と音を文字で表現する「擬音」を中心に、どんなパターンがあるのか、どういう意味でその表現のしかたが使われているのかということに注目するという作業です。ふだん読み飛ばしがちな吹出しや音の表現をあらためて注目すると、マンガの持つ表現力やメッセージは、より豊かに感じられます。

 用意したのは、ワンピースやドラゴンボール、聖お兄さんや鬼灯の冷徹など研究室で集めているマンガをいくつかセレクトして用意しました。皆さんとても熱心にマンガを読み込んでいました。

 授業の最後には、それぞれ自分が発見した吹き出しや擬音の特徴を報告。皆さんそれぞれマンガの特性や表現の意味を的確につかんでいました。発表態度も、落ち着きがあり、しっかり自分のコトバで説明できていました。
 今後の活躍が期待できる面々で、とても頼もしく感じました。  (高木 学)

DSCF1640_R.JPG 

DSCF1659_R.JPG

 スタッフ一同、入学式に皆さんの元気な顔を拝見するのを心待ちにしています!!

 

 

 

 

2013/02/28
このページの先頭へ

大阪のおばちゃん

 人文学部で大阪文化を担当しています前垣和義です。

 わたしは、「大阪のおばちゃん」についての講義もおこなっています。

DSCF1573_R.JPG  先日、東京のフジテレビが、授業を取材に来ました。

 元気をなくした日本において、大阪のおばちゃんの元気を探ろうという趣旨です。

 受講している学生が街に出て、おばちゃんにインタビューを試みたり、授業で詠んだ大阪のおばちゃん川柳なども、番組内(スーパーニュース)で紹介されました。    前垣    

DSCF1571_R.JPG

2013/02/12
このページの先頭へ

春に向けて始動

先月12月15日(土)、相愛大学人文学部では、来年度4月から入学を予定しているみなさんが集まり、事前教育が行われました。

まず前半は人文学について、山本幸男先生から講義がありました。

事前教育01.jpg
























また後半は藤谷忠昭先生から、課題図書の紹介がありました。

事前教育02.jpg















2月23日(土)には、それぞれが選んだ図書の読書感想文を基に、演習が行われます。いまのところ本学教員の前垣和義先生の『大阪のおばちゃん学』が、一番人気です。その他にも、テーマは歴史、心理、アニメ、原発問題など盛りだくさん。30名を超えるみなさん、みんな熱心で、4月以降の学期開始がたいへん楽しみです。

春には、今後の入試でさらに新しく集まる仲間とともに、新たな人文学部が船出をします。

                                                                                                                       人文学部 教員




2013/01/28
このページの先頭へ

学外研修③

  若草山の中腹で昼食。

  遠景に生駒山、眼下に東大寺大仏殿、興福寺の境内にたつ五重塔などの諸堂がみえ、その周辺

に緑多い古都の街が広がる。すずやかな秋風の中で眺めるパノラマ。

奈良遷都は1300年あまり前、日本文化の礎はここで形となった。 鈴木

 

DSCF1427_R.JPG

 

DSCF1450_R.JPG

  DSCF1454_R.JPG 

2012/10/31
このページの先頭へ

学外研修②

 東洋の美の世界を反映する旧居は志賀直哉の文学に通じる美意識と精神性を表現している。

何気 なくつながれた回遊式の廊下や子供部屋の戸付き床格子は志賀直哉の人間に対する精神の意味 をよく現しており、今日の孤立しがちな人と人との関係に対しても大きな示唆を与える。

 旧居を訪問した学生たちはこの文豪の美の世界をつぶさに見て、深く感じるものがあったはず。
                                                                             呉谷

DSCF1416_R.JPG 121010_121850_0_R.JPG 

 
 

2012/10/30
このページの先頭へ

2回生学外研修①

  秋晴れの一日、日本文化学科の教員全員が参加して、2回生を対象とする学外研修を実施しました。

  近鉄奈良駅・行基像から出発し、奈良市街を散策しました。

 

121010_110011_0_R.JPG  古都奈良の風景は「あまりに美しく、懐かしく、かつ歴史と古典に耕され過ぎ」(奥野健男)た、はかない優しさがあります。

  東京育ちの志賀直哉は、奈良に13年間住み続けました。「今の奈良は昔の都の一部に過ぎないが名画の残欠が美しいように美しい。」と言います。作家は現実の奈良ならぬ非在の何物かに憧れていたのでしょうか。『暗夜行路』をこの家で完結します。      鳥井

                                                                  
 

DSCF1425_R.JPG                                                          
2012/10/29
このページの先頭へ

前垣和義から、ちょっとひと言。真夏の"シンポ"で、話をしました。

暑いですね。7月27日、大阪の最高気温は36度でしたが、この日、人文学部主催のシンポジウム『大阪のインテリジェンス』がおこなわれました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございます。

 

20120728シンポ前垣.jpgわたしは、2部に登場し、講談師の旭堂南海さんと「大阪商人の知性」について対談いたしました。講談師と大学教員との対談というスタイルは異色で、相愛大学人文学部のチャレンジ心を感じていただければ、と考えます。

対談前に、南海さんによる「岩本栄之助物語」の一席があり、それを受けて対談に入りました。

岩本栄之助という人物をご存じでしょうか? 
中之島の一画に大阪市中央公会堂がありますが、その建設資金を市に寄付したのが、岩本栄之助、その人です。

岩本氏の行為を、船場商人の気概や信条から分析をしました。さらに、船場商人の根本精神である相互扶助の視点を発展させ、大阪のおばちゃんが口にする「ありがとう」のことばと、日常行動にまで話が広がりました。

会場のみなさまは真剣に耳を傾けてくださり、反応もしていただけましたので、気持ちよく進行することができました。
これも"相互扶助"の精神!?と感じた次第です。


20120728シンポ学生.jpgご来場のみなさま、スタッフのみなさま、そして登場された方々、すべてに、ありがとうございました。

2012/08/09
このページの先頭へ