2016.08.01
発達栄養学科

スポーツ選手の食事を考えよう!!

運動生理学実習でスポーツ選手の食事を考えました。

スポーツ選手がトレーニングの効果や大会でのパフォーマンスを十分に発揮するためには

栄養管理がとても大切です。今回は筋グリゴーゲン量をできるだけ多くさせるための

高糖質食(グリコーゲンローディング食)のメニューを考えてみました。

スポーツ栄養①.jpg

栄養素の働きやトレーニング時の栄養補給について様々な事を考慮してメニューを決めます。

パソコンで栄養価計算ができるソフトを使って調整していきます。

さらに献立を考える上で条件も3つ出されました。

①栄養素は±10%以内にすること。

②食塩は3.3g未満にすること。

③野菜を120g以上使うこと。

スポーツ栄養②.jpgスポーツ栄養③.jpg

こうして試行錯誤して考えたメニューを実際に家で作って写真を撮り、

自分で食べてきてもらいました。最後に1人、2~3分でスライド発表をします。

みんな盛り付けも工夫されています。美味しさだけでなく、見た目も重要ですね。

スポーツ栄養④.jpgスポーツ栄養⑤.jpg

メニューを考えた際のポイントや作ってみてどうだったか、味や分量は丁度良かったかなど、

自分で作って食べてみていろんな感想がありました。

質問もたくさん出て、みんなしっかり答えていました。

スポーツ栄養⑥.jpgスポーツ栄養⑦.jpg

一生懸命考えたメニューですが量が多すぎて食べきれなかったり、

味が濃すぎて食べにくかったりで残されてしまっては意味がありません。

「どうすれば食べやすくて美味しいメニューになるのか」を考え、

自分で体験できた実習となりました。

助手 寺川