皆さん、こんにちは♪
発達栄養学科ブログを見に来てくださりありがとうございます(^^)/
今回は「栄養補給法」について学びました。
健康な人は口から食べ物を食べて、栄養を摂取しますよね。
では、口から食べられない人はどこから栄養を摂るのでしょうか?(・・?
経管栄養といって胃や小腸に穴を開けてチューブを通したり、
鼻に直接チューブを通したりしてそこから栄養を摂取します。
胃に穴を開ける?!∑( ̄ロ ̄|||) それって大丈夫なの?!
とびっくりされるかもしれませんが、胃瘻(いろう)と言って
胃に直接栄養を入れられるように手術で穴を開けて専用の器具を付けます。
耳にピアスをするために穴を開けるのと同じ感じですね(*゚▽゚)ノ
お風呂にも入れますし、運動や仕事もでき、通常生活を送ることができます。
入院経験があり、点滴をしたことのある人は見たことがあると思いますが
注入バッグのチューブについているクレンメというところで栄養剤の注入速度を
調節します。1分間で15滴落ちるように合わせてみましょう。
「点滴初めて触った~!」という学生もいました('-'*)
普段病院では看護師さんが調整してくれるのでなかなか自分で触る機会は
少ないと思いますが、こういった事も知っておくと良いですね。
さて、次は経腸栄養剤の種類についてです。
写真のような商品を食べたり飲んだりしたことがあるでしょうか?
そのまま飲めるタイプや、ゼリーやジェルタイプなど色んな種類があります。
これは栄養調整食品といって病気やケガで十分な栄養が摂取できない人のために
少量でもしっかりエネルギーが摂れるものや不足しがちな栄養素を補えるように
作られた商品です。病院や高齢者施設でも使われています。
最近ではスーパーやドラッグストアなどでも販売されていて、
一般の方でも手軽に利用できるようになっています。
実際に試飲・試食をしてみましょう!o(^-^)o
冷やしたものと常温のもので味や匂いに違いはあるかな?
好みもあると思いますが、温度によって味や舌ざわりは変わってきます。
バナナ味やヨーグルト味、コーヒー味やコーンスープ味などたくさんの味が選べます。
成分表示もしっかりチェックしましょう!!
これ1本で200キロカロリーのエネルギーが摂取できます。
200キロカロリーとはおにぎり1個半と同じぐらいのカロリーですw(゚o゚*)w
少し上を向いて呑み込んでみましょう!
液体タイプの物はみんなとても呑み込みづらそうで
むせてしまっている学生もいました(@Д@;
ゼリータイプの物はつるんと喉を通るので呑み込みやすいですね。
たくさんの種類があり、昔に比べると食べやすく飲みやすくはなっていますが、
やっぱりどうしても苦手!という患者さんもおられます。
管理栄養士としてどうすればしっかり栄養を摂れるだろう?
と考えて患者さんに合ったものを選ぶことも大切な役割ですね(*^^*)
助手 寺川