2021.05.12
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発達栄養学科

発達栄養学科 第3回 調理科学実験 砂糖の調理性

皆さんこんにちは!

管理栄養士を目指す、相愛大学人間発達学部発達栄養学科の

ブログを見に来てくださりありがとうございます!(^^)!


2回生開講の調理科学実験では「砂糖の調理性」に関する実験を行いました。

最初に砂糖液の温度上昇に伴う性状の変化を観察しました。

鍋にグラニュー糖と水を入れ静かに加熱し

砂糖液が103℃、106℃、110℃、120℃、130℃と

180℃になるまで10℃上昇するごとに砂糖液を皿に採取しました。

  DSC00705.JPG

冷めてから各試料の流れやすさ、固まり方、硬さ、着色の程度など状態を観察しました。

温度が高くなるにつれて、球体に固まり、色が濃くなっていくのがわかります。

次に、フォンダンの実験を行いました。

鍋にグラニュー糖と水を入れ静かに加熱し

    106℃になると火からおろして、手早く木べらでかき混ぜます。

    DSC05230.JPG

とろりとクリーム状のフォンダンになったら出来上がり。

同様に112℃まで加熱したフォンダンも作り、

クリーム状になるまでかき混ぜた時間、軟らかさ、つや、きめ、舌ざわりなどを比較しました。

クッキーにかけて食べ比べ(*´ω`*)   

DSC001.JPG

食べた後は、記録もしっかり取りましょう。φ(..)メモメモ

調理科学実験では身近な食品を用い

色、味、物性などの食品の特徴を測定する方法を学び

それらの特性が調理過程において

どのように変化するかを実験により確かめることで理解を深めています。

助手 江國