新型コロナウイルスに関する本学学生への対応について
このたびの新型コロナウイルスの蔓延に際し、本学園においては対策本部を立ち上げ、学生の皆さんの健康、安全を第一に様々な取り組みを進めております。政府の「緊急事態宣言」と大阪府の「緊急事態措置」により、学校の休業も要請されていることから、大学では 5 月31 日まで構内への立入りを禁止させていただいております。
それに伴い、 4 月 20 日以降一部の授業等で実施してきました「対面授業に代わる授業方式」を、 5 月 7 日より原則としてすべての授業で実施（具体的にはインターネットを使用した「オンライン授業」）することにし、鋭意、準備を進めております。
「オンライン授業」については、平時においても主体的な学びの方法として、学業の修得にとって有用なツールとされています。しかし現在、学生にとっては必ずしも「オンライン授業」を行う十分な環境が整備されていない状況に鑑み、その環境整備（例えば、インターネットへの接続に関する機器やタブレッ ト端末の購入等）への支援金として、学生の皆さん全員に一律 3 万円を給付させていただくこととしました（支給方法は 4 月 29 日現在検討中ですがポータルサイト等で早急にお知らせします ）。
また、今後、家計急変等により経済的に困窮する学生が出てくることも容易に想像ができます。新型コロナウイルス感染症が収束するまで、なおしばらくの時間を要することになろうかと存じますが、本学独自の奨学金制度、国の就学支援制度等のご案内をさせていただくなど、学生の皆さんの教育環境を守っていくことに全力で取り組んでまいる所存であります。
ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2020 年 4 月 30 日
相愛学園理事長・相愛大学学長 金児 曉嗣