2020.12.04
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お知らせ

相愛大学に「ツィンバロン」の寄贈

 相愛大学に、ハンガリーの伝統楽器「ツィンバロン」が寄贈されました。寄贈いただいたのは、日本ハンガリー友好協会理事の後藤田夫規子氏からで、11月11日、同氏のほか、仲介いただいた元相愛大学附属音楽教室講師の山本芳子氏、金児学長、黒坂音楽学部長、中谷オーケストラ委員長参列のもと、寄贈式が行われました。
 ツィンバロンは、台形の箱に張った金属製の弦を叩いたり弾いたりすることによって音を出す楽器で、ハンガリーを中心とする中欧・東欧地域における民族楽器です。
 2019年2月16日、相愛大学南港ホールにおいて開催された「ヘレンチャール・ヴィクトリアのツィンバロンと相愛フィルハーモニアの共演による『ハーリ・ヤーノシュ』とハンガリーの合唱のゆうべ」の公演がきっかけで、今回の寄贈が実現しました。寄贈されたのは、その公演にも使われた楽器で、2010年に後藤田氏が発注し、ヘレンチャール・ヴィクトリア氏監修のもと、ハンガリーにて作られた貴重なものです。
 中谷オーケストラ委員長から、「今後、相愛大学において、『ツィンバロン』を学べる講座や、相愛オーケストラとの共演なども企画したい」とのお言葉がありました。
(寄贈いただいた「ツィンバロン」は、南港ホール1階に展示中)

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