2023年7月4日、本町学舎アンサンブルスタジオにて行われた、ウィーンフィル元コンサートマスターで、ウィーン国立音楽大学正教授である
ライナー・キュッヒル教授による公開レッスンは、開催前からお問い合わせの電話が殺到するなど大きな反響を呼び、期待の大きさを感じました。
当日は、相愛大学・大学院、高校生・生徒達はもちろん、一般の聴講者が非常に多く来学し、多めに用意した補助椅子も足りないほどの聴講者で満席の中、開催されました。
まず相愛大学・大学院生の4人が、グリーグ、バッハ、シベリウス、ラヴェルの作品の個人レッスンを受講し、フィンガリングからボウイング、ヴィブラート、共演するピアノやオーケストラとの関わり、一音一音に至る非常に細かい解釈を、演奏を交えて熱血指導をして下さいました。
また引き続き、予定を超えて遅くまで相愛弦楽オーケストラのスークのご指導も下さり、各パートのバランスなど細やかなご指導をいただき、非常に充実した公開講座となりました。
また、今回の公開講座開催にご尽力くださり、通訳もしてくださった堀江恵太氏はキュッヒル教授元生徒であり
ヴァイオリニストの視点で非常にわかりやすく通訳して下さいました。
厚く御礼申し上げます。
