調理科学実験の授業風景を紹介します(・o・)ゞ
第5回目は野菜の調理性についてです!
今回は特に野菜の吸水、放水について実験しました!
野菜の吸水の実験として、キャベツを千切りして3等分し
A―ラップをして15分放置したもの
B―ラップをして15分放置してその後1分水につけたもの
C―冷水に15分つけたもの
を比較してみました(*´∀`*)
重量を測定し吸水率を計算して、実際に食べて官能評価をしました!
どれが一番おいしく感じたでしょうか?
Aはキャベツの味が強く感じる、Cはシャキシャキしているが少し水っぽいなど
色々意見が出ました(`・∀・´)
次に放水の実験として、きゅうりをスライサーで輪切りにし三等分して
A―1.5%の食塩をまぶしラップをし、10分置いてから絞る
B―1.5%の食塩をまぶし、10分置いてから水洗いして絞る
C―1.5%の塩水につけて10分置いて絞る
を比べてみました(^∀^*)
さらにきゅうりをすり潰し、塩分計で塩分を測定し食べて官能評価をしました!
味はどうでしょうか?(。´・o・`。)
Aが一番塩辛く感じる!といった意見が多かったです!
吸水・放水の実験では「浸透圧」が関係しています(*・ω・*)
半透膜を介して濃度の違った液体があるとします(o・∀・)b
すると濃度の低い液体は同じ濃度になろうとするため
濃い液体の方に移動します( ゚∀゚)ノ
この力のことを浸透圧と言います!
今回の実験では冷水からキャベツへ(吸水)、
きゅうりから食塩がついているきゅうりの外側へ(脱水)
どちらも浸透圧の力だったんですね!(人'v`*)
実験することで実際目でも味でも確認できましたφ(・∇・ )
どういった料理にはどの様な調理法が適しているかもわかったと思います!
次回の調理科学実験は「野菜の調理性(色とpH)」について実験します!
またブログ見にきてくださいね(o・ω・o)ノ゙
助手 大川