アドミッション・
ポリシー

大学紹介

相愛大学が求める学生像

グローバル化、情報化という激しい波によって社会の構造は大きく変わりつつあります。競争や効率化が叫ばれる中で、人びとは自己の利益を追い求め、ともすれば他者のことに思いをいたさない風潮があります。このような社会にあってこそ、人の痛みや悲しみに共感し、相手の喜びを共に喜び、本当の意味での相手の幸せを願うことが何よりも大切でありましょう。相愛大学は、そのような考えを建学の精神とし、これからの時代をつくる、しなやかでたくましい人材を養成しようとしています。本学は次のような学生を求めています。

  • 1.「當相敬愛(とうそうきょうあい)」(自分を愛するように他者を敬愛する)の精神を基盤として主体的に学ぼうとする人。
  • 2.人と人とのつながりの中で、自分の力を発揮しようとする人。
  • 3.音楽文化・音楽産業の振興に貢献しようとする人。
  • 4.他者の文化を理解するとともに、世界に向けて日本を発信しようとする人。
  • 5.多様な視点から文化を考察しようとする人。
  • 6.心身の発達に関わる専門家として、慈しみの心・共生の心をもって、社会に貢献しようとする人。

音楽学部 音楽学科のアドミッション・ポリシー

音楽学科は、音楽的技術の習得にとどまらず、感性豊かで優れた音楽家、音楽教育者、音楽研究者などの専門家や音楽文化と産業の振興に貢献できる人材の育成をめざします。この目的を達成するため、入学者に求める力は次の通りです。

知識

  • 1.高等学校卒業相当の知識を有している。
  • 2.高等学校までの履修や個別の学習により、音楽に関する基礎的知識を有している。
    ※演奏系専攻をめざす人には、基礎的演奏技術を重視する。

関心・意欲

  • 3.優れた音楽家、音楽教育者、音楽研究者、音楽企画者などの専門家をめざす。
  • 4.音楽の社会的貢献に関心を持ち取り組む意欲がある。

態度

  • 5.個々の専攻だけでなく充分な音楽知識と音楽分野での広い視野を求めようとする態度を有している。

音楽専攻科のアドミッション・ポリシー

音楽専攻科は、相愛大学の建学の精神である「當相敬愛」を涵養し、次のような音楽芸術に対する探求意欲或いは音楽芸術の実戦能力を有する学生を、入学試験によって選抜し受け入れます。

  • 1.音楽芸術の分野における高度な学識の高い探求、或いは技術の修練に、真摯に取り組む意欲のある人。
  • 2.広い視野を持ち、独創的な研究活動、或いは独創的な演奏に向かうために必要となる資質を備えた人。

人文学部 人文学科のアドミッション・ポリシー

人文学科は、人文科学の分野において総合的・学際的な教育研究を行い、現代社会に生じる諸問題を多面的に捉え、思想・宗教的な素養も活かして、自らの問題に立ち向かう主体性をもった人材を育成することを目的としています。この目的を達成するため、入学者に求める力は次の通りです。

知識

  • 1.高等学校卒業相当の知識を有している。

思考力・判断力・表現力

  • 2.他者に心を開き、他者の思いを正確に理解し、そのうえで自らの意見を正しく表明することができる。

関心・意欲・態度

  • 3.以下に掲げる一つにあてはまる。
  • ① 日本語や日本文学に深い関心と興味をもつ。
  • ② 日本の歴史やアニメ・マンガ・ゲーム・SFなどのサブカルチャーに深い関心と興味をもつ。
  • ③ 浄土真宗や仏教・宗教文化、伝統芸能などに深い関心と興味をもつ。
  • ④ 人・自分・集団・社会や心のテーマに深い関心と興味をもつ。
  • ⑤ 外国の文化・生活や英語を学び、将来の仕事に活かしたいという意欲をもつ。
  • ⑥ 時事問題、経済・社会の仕組みに深い関心と興味をもつ。

人間発達学部 *子ども教育学科のアドミッション・ポリシー

*2024年4月に「子ども発達学科」から名称変更


子ども教育学科では、社会に貢献できる保育士、保育教諭、幼稚園教諭、小学校教諭、に求められる確かな実践力の育成をめざします。この目標の達成に向け、入学者に求める力は次の通りです。 

知識

  • 1.高等学校卒業相当の知識を有している。
    ※ 特に国語(古文・漢文を除く)を重視する。

思考力・判断力・表現力

  • 2.高等学校までに学んできたことがらを活用して、自分の考えを文章および口頭で明確に伝達し、他者の考えを理解し記録することができる。

関心

  • 3.保育・教育に深い関心と興味をもつ。

意欲

  • 4.子どもの成長・発達に真摯(しんし)にかかわりたいという意欲をもつ。

態度

  • 5.積極的に他者とかかわり、対話を通して相互理解に努めようとする態度をもつ。

人間発達学部 *管理栄養学科のアドミッション・ポリシー

*2024年4月に「発達栄養学科」から名称変更


管理栄養学科では、食に関する高度で専門的な知識を修得し、食の問題を「心」と「からだ」の両面からとらえ食育のできる管理栄養士、栄養士、栄養教諭を育成します。課題解決力や情報発信力・コミュニケーション力を身につけ、一人ひとりの人間の発達段階や栄養状態にあった食の総合的な支援ができるだけでなく、食をトータルにプロデュースするデザイン力を重視します。また、本学科は地域連携による食育推進事業や商品開発を通した実践教育を特長とし、以下のような学生を求めています。

知識

  • 1.高等学校で履修した主要教科について、基礎的な知識を有している。
    ※ 基礎学力として、「化学基礎」および「生物基礎」を履修していることが望ましい。

思考・判断・表現

  • 2.目標を達成するために、知識や情報をもとにして筋道を立てて考え、自分の考えを説明することができる。

関心・意欲・態度

  • 3.食品や栄養に興味・関心をもち、食べることを大切にする気持ちを有する。
  • 4.食育の推進に興味・関心をもち、地域連携事業に積極的に参加する意欲がある。
  • 5.医療・福祉・介護・学校の現場に興味・関心があり、将来、管理栄養士、栄養士、栄養教諭として対象に応じた効果的な栄養教育・指導を展開し活躍したいと考えている。

大学院 音楽研究科のアドミッション・ポリシー

相愛大学大学院音楽研究科は、 音楽文化の水準を進展するための深遠な学識を究め、 卓越した能力を持つ演奏家、 作曲家、 音楽研究家をめざすとともに、 クラシック音楽に求められる多様な社会的要睛に対応する意欲を持つ人材を受け入れる。

  • 1.音楽専攻声楽領域の履修を希望する場合は、入学選抜時に以下のことが確認された者に対して入学を許可する。声楽を主として音楽文化に貢献するために必要な知識と技能を有し、オペラ、歌曲など声楽のさらなる表現の探求に強い意志があること。
  • 2.音楽専攻鍵盤領域の履修を希望する場合は、入学選抜時に以下のことが確認された者に対して入学を許可する。鍵盤楽器を主として音楽文化に貢献するために必要な知識と技能を有し、ピアノを中心としてさらなる表現の探求に強い意志があること。
  • 3.音楽専攻器楽領域の履修を希望する場合は、入学選抜時に以下のことが確認された者に対して入学を許可する。器楽(管楽器、 弦楽器、 打楽器)を主として音楽文化に貢献するために必要な知識と技能を有し、オーケストラや室内楽、 独奏などにおいてさらなる表現の探求に強い意志があること。
  • 4.音楽専攻作曲領域の履修を希望する場合は、人学選抜時に以下のことが確認された者に対して入学を許可する。作曲を通じて音楽文化に貢献する強い意志があり、新たな技術と表現を探求するために必要な素質と知識があること。
  • 5.音楽専攻音楽学領域の履修を希望する場合は、入学選抜時に以下のことが確認された者に対して入学を許可する。音楽研究家として音楽文化に貢献する強い意志があり、研究を進めるために必要な音楽史的見地と学術的考察力があること。