2017.01.06
発達栄養学科

臨床栄養学実習B とろみ食について

臨床栄養学実習Bでとろみ食について実習しました。

病院や福祉施設等でとろみ剤を使用した食事を提供することがあり、その種類や特性は様々です。

普通の寒天やゼリーの素では加熱した時に溶けてしまったり、食事中の唾液によって影響を

受けてしまう等、調理することが難しい場合にこのようなとろみ剤を使用します。

H28とろみ食説明.jpg

今回は、スベラカーゼとソフティアG,U,Sの4種類を使用しました。

それぞれお粥ゼリーを作って食べ比べてみます。

H28とろみ剤.jpgH28とろみ剤計量.jpg

お粥はお米から炊きます。火加減に注意しましょう。

炊き上がったらそれぞれとろみ剤を入れたり、ミキサーにかけます。

どんな味になるのかな?試食が楽しみです。

H28とろみ食作成⑥.jpgH28とろみ食作成②.jpg

H28とろみ食作成③.jpg

H28とろみ食作成⑤.jpg

完成したものがこちらです。左上から

・ソフティアUお粥ミキサーゼリー

・ソフティアGお粥ゼリー

・スベラカーゼお粥ゼリー

・ソフティアSとろみ茶

H28とろみ食①.jpg

試食してみて飲み込みやすさや舌触り、ミキサーにかけたものとそうでないものの違い等

班でそれぞれ話し合いながら考察しています。実際に現場で食事を提供するとなった場合に

どのような工夫が必要になるのかを考える実習となりました。

H28とろみ食試食①.jpgH28とろみ食試食②.jpg

今年度の臨床栄養学実習Bの授業は今回で最後になります。

3回生の皆さん、お疲れ様でした☆

助手 寺川