2019.05.29
発達栄養学科

調理科学実験 野菜の調理特性!

 

 

調理科学実験の授業風景を紹介します!
今回のテーマは「野菜の調理特性」です( • ̀ω•́ )ゞ

  

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今日はほうれん草となすを使って実験しました!
ほうれん草にはクロロフィル、
なすにはアントシアニンという色素が含まれています!
今回はこの2つの色素ですが、
加熱する溶液が酸性、アルカリ性で色が変化します( •̀∀•́ )b

  

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ほうれん草、なすを同じ重量ずつ3つのビーカーに分け、
・水道水のみのもの(中性)
・酢を加えたもの(酸性)
・重曹を加えたもの(アルカリ性)
を比べてみました!

 
お、左のほうれん草は少し色が茶色っぽくなってきていますね!
さらに加熱を続けます(ノ*>∀<)ノ

  

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10分加熱したら水中にとり、観察してみましょう!
なんと全然違う色になってしまいました!

  

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ほうれん草から見てみましょう٩( 'ω' )و
アルカリ性の溶液のほうれん草はすごく鮮やかな緑になりました!
溶液の色まで鮮やかな緑ですが、ほうれん草自体はすごく柔らかかったです( >_< )
反対に酸性の溶液のほうれん草はなんだか落ち葉の色みたいになりました!
見た目はあまり良くないですね(・∀・;)

 

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次はなすを見てみましょう!
なす自体は少しわかりにくいかもしれませんが、
左のビーカーのなす(アルカリ性)は、

溶液が黄土色と茶色の間の様な色ですね・・(^▽^;)
右のビーカーのなす(酸性)は、溶液が薄いピンク色になりました!

   

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野菜をとってみると、こんな感じです!
随分と色が違いますね(゚Д゚≡゚Д゚)
少しの酢、重曹を入れるだけでこんなにも色に変化が出るとはびっくりです(°口°๑)

   

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次に紫いもパウダーを使い、簡単な蒸しケーキを作ってみました!
・標準のもの
・酢を入れたもの
・重曹を入れたもの

この3つを作り比べました!

  

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メレンゲを作り、粉類を混ぜます(﹡ˆᴗˆ﹡)
これに酢、重曹を加え混ぜると・・・・

   

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お、色が変わってきました!
酢を入れたものは綺麗なピンク色に!
重曹を入れたものは少し緑っぽいような・・・?

  
そして電子レンジで2分30分加熱してみると
電子レンジの扉を開けたとたん学生達のうわーー!!!(°Д°)という声が聞こえました(◦ˉ ˘ ˉ◦)

   

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重曹を加えた蒸しケーキはなんとも言えない色になりました!
学生達もまずそう、カビみたい・・・、そんな声もちらほら(´⊙ω⊙`)

  
実際に食べてみましょう!
食べる前は嫌そうでしたが、食べてみたら意外と食べられたようです!
でもやはり食べ物の見た目の印象は大きいですね( °∀°ノ)ノ

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酢を加えた蒸しケーキは、後から酢のつんとする感じがする!と言っていた学生もいました!
酢だったのできつく感じたかもしれませんが、レモン汁にかえたら良いかもしれませんね(。•̀ω-)b

   

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このように野菜に酸性のもの、アルカリ性のものを加えることによって、
こんなにも変化が表れることがわかりました!

  
次回は「砂糖の調理特性」について実験します!
またブログ見にきてくださいね(o・ω・o)ノ゙

  

  

  

  

助手  大川