2019.06.20
発達栄養学科

運動生理学実習 運動負荷試験

皆さんこんにちは│´ω`)ノ

発達栄養学科ブログを見に来てくださりありがとうございます。

今回は運動生理学実習でステップテストと自転車エルゴメーターの運動負荷試験を行い、

運動をすると心拍数や酸素濃度がどのように変化するのかを調べました。

2019運動負荷試験②.jpg

皆さんは「最大心拍数」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

運動などで身体を動かしたときに1分間で最も多く心臓が動いた回数のことを言います。

では、この最大心拍数から何がわかるのか...?

実は、ダイエットやトレーニングなどで、効果的に運動をするために

非常に大切な目安になるのが、この最大心拍数です。

最大心拍数は、220-年齢=最大心拍数と言われています。

つまり、20歳の人なら最大で1分間に200回心臓が動くということですね(´⊙ω⊙`)

もちろん理論上の計算なので、そこまで上がる前に腕や足がもう限界で

動けなくなってしまうこともありますし、個人差にもよります。

体調などにもよるので無理は禁物ですよ( • ̀ω•́ )b ✧

2019運動負荷試験①.jpg

ステップテストは、階段一段分ほどの高さの台を

音楽のリズムに合わせて上ったり下りたりを繰り返す運動ですヽ(`∀´)ゝ

音楽のリズムはレベルごとにだんだん早くなっていき、

最後は軽いジョギングをしているくらいの運動負荷がかかります┏(;^o^)┛

心拍計をつけて心拍数とダグラスバッグに呼気ガスを貯めて計測します。

前回測定した安静時のときと比べてどのような違いがあるかな?

2019運動負荷試験③.jpg

次は自転車エルゴメーターを使った運動負荷試験です。

被験者の人に心拍計とマスクを着けてもらい、自転車をこいでもらいます。

1分経過ごとに徐々に自転車のペダルに負荷がかかっていき、

最後は自転車で坂道を登っているくらいの負荷がかかります(´∀`; )

2019運動負荷試験⑥.jpg(酸素濃度のデータ)

2019運動負荷試験④.jpg

(安静時の心拍数)

2019運動負荷試験⑤.jpg(運動終了直後の心拍数)

心拍数も安静時が77でしたが、運動後は186になり、かなり高くなりました!!ฅ(º ロ º ฅ)

運動の強度に合わせて身体に起こる変化を知り、子どもからお年寄りまで

それぞれに合った運動のプログラムを考えることも大切ですね( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

助手 寺川