2019.11.29
発達栄養学科

調理学実習B 第11回

~ 相愛大学の管理栄養士を目指す発達栄養学科のブログを見に来ていただき、ありがとうございます。~

 今回は「点心について」です。

 まず、包子生地を作ります。今回はイーストを使って生地を膨らませます。イーストを使ったことによる膨らみを「生物的膨化」といいます。また、ベーキングパウダーなどを使ったものを「化学的膨化」といいます。

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 生地を発酵させている間に、抜絲地瓜を作っていきます。まずは、砂糖と酢を入れて煮詰めて飴を作ります。

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 抜絲とは、写真のように飴が糸を引くことです。地瓜がさつまいもという意味です。

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 くっついてしまわないよう、ひとつひとつ離して飴を固めます。

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 次に鍋貼餃子を作ります。餃子のタネはしっかりとこねて、アクトミオシンを形成させます。タネを餃子の皮で包んでいきます。

調理B1110.jpg調理B1111.jpg調理B1112.jpg包み方は人によって違いが!

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 餃子は焼いて完成です。中には、バラの餃子を作っている学生もいました。

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 さて、餃子を焼く前に発酵を終えた生地を等分して、丸めます。その後、のばして具を包んでいきます。

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今回、留学生が包み方をレクチャーしてくれました。とても手際が良く、さらに綺麗な肉包子ができました。

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 肉包子(肉まん)はひだを付けて包み、豆沙包子(あんまん)は丸く包みました。蒸してみると、膨らんでいました!

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 今回の献立は「肉包子・豆沙包子、鍋貼餃子、抜絲地瓜」でした。

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 来週は「韓国料理について」です。

 助手 的場