2020.10.09
発達栄養学科

臨床栄養学実習B 脂質コントロール食 膵臓食実習

皆さんこんにちは!(=゚ω゚)ノ

管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科ブログを

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今回は脂質コントロール食ということで膵臓食を作りました。

急性膵炎の術後は基本的には絶飲食(何も食べない・飲まない)です。

術後の経過が良好で、少しずつ口から食べ物を食べ始めるのに流動食から始めて、

回復期になると軟菜食へと移行していきます。

2020膵臓食③.jpg

まずは、流動食の重湯と回復期の全粥を作ります(^O^)/

ほとんどの学生がお米からお粥を炊いたことがないようでした。

ここでしっかりマスターしておきましょう!

2020膵臓食お粥①.jpg2020膵臓食お粥②.jpg2020膵臓食お粥③.jpg2020膵臓食お粥④.jpg
粉飴という特殊食品も使います。

これは一般的な砂糖と同じカロリー量ですが、甘さは8分の1という甘味料です。

砂糖と同じ甘さにするために8倍の量を入れるので、カロリーも8倍することができる。

食事量がたくさん食べられない人はこのような特殊食品を使ってエネルギーを摂ります。

2020膵臓食粉飴①.jpg2020膵臓食粉飴②.jpg

その他のメニューも順番に仕上げていきます。

2020膵臓食①.jpg2020膵臓食②.jpg2020膵臓食葛湯.jpg

完成品がこちらです。

流動食メニュー

◎重湯

◎味噌スープ

◎葛湯

2020膵臓食流動.jpg

回復期メニュー

◎全粥

◎煮魚

◎里芋煮

◎ほうれん草ソテー

◎粉飴入り紅茶

2020膵臓食回復期.jpg

流動食はほとんど水分のみの食事ですね。

術後の絶飲食から流動食で食べ物を口にできるようになり、

回復期で固形物を噛んで呑み込めるようになると食べた満足感が得られます。

自分で食べ物を食べられる幸せ、食事の大切さについて

しっかり学んでもらえたと思います(^^)

2020膵臓食⑤.jpg

助手 寺川