2021.07.29
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発達栄養学科

発達栄養学科 食品学実習~小豆~

皆さんこんにちは!

管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科のブログを見に来てくださりありがとうございます。

今回は2回生の前期の食品学実習の授業を紹介します。

 

今回は、小豆について勉強しました。

 

小豆は、他の豆と比べると

十分に吸水するのに時間がかかるため、

浸漬せずに使用できる豆です。

 

豆をさっと水洗いし、小豆がかぶるくらいの水を入れて沸騰後5分加熱します。

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小豆をザルにあけ煮汁と分けます。

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 この煮汁は、サポニンやタンニンなどの渋みを持った成分が含まれるため、

抗酸化作用があり、小豆茶として飲まれるそうです!

学生も少し飲んでみると、渋みがあるため

好みが分かれていました。

  

もう一度同じ作業をした2回目の煮汁は、

色が薄めでした。

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2回目の煮汁を飲んでみると、1回目より渋みが少なく

こちらの方が飲みやすい

と言っている学生もいました。

   

圧力鍋で小豆をしっかりと柔らかくなるまで加熱しました。

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小豆が柔らかくなったら、裏ごしをしていきます

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裏ごしが出来たら、残った皮の重量を測りました。

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あんに水を入れて静置させて、

上澄だけきれいに捨てるを2回繰り返します。

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今度はろ過をします!

しっかり絞って水けをなくします。

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水けを絞ってできたものが「生こしあん」です!

砂糖がはいっておらず、

この「生こしあん」に砂糖を入れ煮熟させると「練りあん」となります。

砂糖が入っているのと入っていないのでは、カロリーも違ってきますので、

栄養価計算するときには気を付けましょう!

 

出来上がった「練りあん」を使用して、

水ようかんをつくりました!

美味しかったとの感想が多く聞こえました。

 

夏にはかき氷とあんこで食べるのも楽しいですね。

ぜひ、家でも作ってみてください!

助手 福井