2022.04.13
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発達栄養学科

発達栄養学科 臨床栄養学実習A 「医療コミュニケーション」

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見に来てくださりありがとうございます(*- -)(*_ _)


3回生前期から開講の臨床栄養学実習Aの授業が始まりました。

第1回は「医療コミュニケーション」について学びました。

まずはクラス全員でじゃんけんをします。全員同じものを出すまで続けます。

1クラス35人以上います。何回目で全員揃うでしょうか?

全員が同じものを出すには周りをよく見て合わせていくことも重要になってきます。

1人の人がみんなと違うものを出し続ける場合は全員がその1人に合わせることもできますね。

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次は2人でペアになり、1人の人はある紙を見ながら相手にその内容を伝えます。

伝えられる側は言われた通りのものを用意された白紙にそのまま描きます。

伝える側も伝えられる側もジェスチャーやリアクションは一切取ってはいけません。

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最後に答え合わせをします。伝えたいことが相手にうまく伝えられたでしょうか?

「もっとこう言ってくれたら描けたのに!」「そういうつもりで言ったんじゃないのに!」

みんなそれぞれ思うことがあると思います。まったくなにも知らない人に新しい情報を伝えることの難しさを実感してもらえたと思います。

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最後は6チームに分かれてカードゲームを行います。

真ん中の机にいろんな色のカードが並べられています。

ルールは各チームの代表者1人がじゃんけんをします。1番に勝ったら好きなカードを3枚もらえます。

2番に勝ったら2枚もらえます。3番目に勝ったら1枚もらえます。

残りのチームはカードをもらえません。これを繰り返していき、カードの両面に書かれているクイズに答えてもらいます。

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じゃんけんが強いチームはカードをどんどん集めて行きます。クイズに答えるにはたくさんカードを集められたチームが有利ですね。

集めている途中で答えが分かり、勝ち抜けて行くチームもいます。いろんな色のカードを集めているチームもいてなかなか揃いません。

では、残ってしまったチームはどうしたらよいのでしょうか?

また、早々に勝ちぬけたチームは自分たちは終わったからといって黙って見ているだけよいのでしょうか?

チーム内で協力し合うことはもちろんですが、チーム同士で協力して他チームのカードも完成できるように

手助けしてあげることもとっても大切ですね。

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これらのゲームは医療コミュニケーションと言って実際に医療現場などでも訓練の一環として取り入れられています。

チーム医療として患者さんのために様々な部署の医療従事者たちが協力し合わなければいけません。

これからこの実習を通してたくさんのことを学んでいってほしいと思います。

次回は「身体計測」を行います。お楽しみに~(^O^)/

助手 寺川