2022.07.25
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発達栄養学科

発達栄養学科 食品学実習~魚類~

皆さんこんにちは!

管理栄養士を目指す!相愛大学発達栄養学科のブログを

見に来てくださりありがとうございます。

 

今回は、2回生の前期の食品学実習の授業を紹介します。

今回は、魚類について勉強しました。

 

魚類の食用部分の構造は、

筋肉の構造が節状の筋節を形成しており、

その筋節同士を結合しているのが筋隔膜(コラーゲン)です。

そして、加熱することでこのコラーゲンがゼラチン化してほぐれやすくなります。

 

今回はそのほぐれやすさの観察をしながら鮭フレークを作りました。

 

まずは、生の鮭のほぐれやすさを観察しました。

しっかりとコラーゲンでくっついているのでほぐすことはできません。

DSC06803+.jpg

 

次に鍋に鮭が浸かるくらいの水を入れ、沸騰させ、

5分程度茹でます。

DSC06822.jpg  

すると、コラーゲンが加熱によりゼラチン化するためほぐれやすくなります。

DSC06814.jpg

 

よく観察できたら、骨や苦手な人は皮を取り除き、

塩、酒を加えて炒めます。

パラパラになったら完成!

DSC06815.jpg

 

将来管理栄養士として働いていると、

災害などで被災者の方にご飯を作りおにぎりにして提供する場面が出てきます。

その時に防災のご飯を作れないといけませんので、

今回は災害時に水やお湯だけで作れるアルファ米のご飯を作りました。

 

作ったアルファ米の上に鮭フレークをふりかけ試食しました。

DSC06817+.jpg

 

皆しっかりと鮭のほぐれやすさの観察をして、

感想を書いていました。

 

色々な魚でフレークを作って食べ比べしてみるのも楽しそうですね。 

助手 福井