2023.06.05
発達栄養学科

発達栄養学科 臨床栄養学実習A 経腸栄養剤の試飲

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臨床栄養学実習Aで経腸栄養剤の試飲を行いました。

経腸栄養剤とは?健康な人は口から食事で栄養を摂りますが、

口から食べることは難しい・・・。でも消化機能は特に問題があるわけではない・・・。

そんな場合にチューブを腸や胃などの消化器官へ直接通して栄養を摂ることがあります。

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今回試飲したものは半消化態栄養剤で種類は下記の通りです。

・アイソカル100(1本100㎖で200kcal)

・メイバランスぎゅっとミニ(1本100㎖で200kcal)

・エプリッチゼリー(1本220gで360kcal)

・パワミナ200ゼリー(1本120gで200kcal)

2023栄養剤⑥.jpg2023栄養剤⑤.jpg2023栄養剤②.jpg 2023栄養剤④.jpg

200kcalとはだいたいお茶碗に軽く1杯(約120g)のご飯と同じくらいです。

アイソカル100とメイバランスミニは紙パックジュースのようにストローが付いており液体です。

エプリッチゼリーはパックから取り出し食べる分だけカットします。

パワミナはキャップ付きのパウチになっていました。 今回は紙コップに少しずつ取り分けて試飲しました。

色んなフレーバーがあり、イチゴ味やぶどう味などのフルーツ系やプリン味やあずき味、

甘いものが苦手な人のためにコーヒー味やコーンスープ味などもあります。

他にもたくさんの経腸栄養剤がありますが、時代と共に患者さんが食べやすいようにどんどん新しく改良されてきています。

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その後はクレンメとルートを使って滴下の練習をしました。

栄養剤を10秒間で10滴のスピードで落ちるようにクレンメで調整します。

初めは難しくみんな苦戦していましたが、何度も練習しているうちに

少しずつ上手くなってきました。

口から食べ物を食べられて、しっかり噛んで呑み込むことができれば一番栄養素をしっかり吸収できて健康にも良いのですが、

病気やケガでそれが難しくできないこともあります。

そのような患者さんに対してしっかり栄養を摂ってもらいたい!そのためにもこういった知識が必要になってきますね。

頑張れ!未来の管理栄養士たち☆彡

助手 寺川