2025.05.12
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管理栄養学科

管理栄養学科 調理科学実験 米の調理特性

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今日は米の調理特性について実験をしました。

米の品種、浸漬時間によって炊飯後にどのような違いが出るのか調べました。

まずは米の計量からです。今回はうるち米ともち米を使いました。

うるち米とは普段よく食べられる精白米で、もち米はお餅やおかきなどに使われます。

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それぞれ同じ分量ずつ5つに分けて、洗米します。

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洗米後、重量を測って60分、40分、30分、20分、10分それぞれ浸漬します。

2025お米⑥.jpg2025お米⑦.jpg

時間が経ったらそれぞれ浸漬後の重さを測ります。

浸漬前よりも米が水を吸水した分、重くなりました。浸漬時間が長いほど重くなりますね。

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次はその米をそれぞれ鍋で炊飯します。

炊き上がったらうるち米は白飯、もち米はおこわになり、それぞれ光沢や硬さ、粘りなどを観察します。

試食もしてみました。味や食感の違いはあるかな?

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米にはでんぷんが含まれていて、その成分に違いがあります。

うるち米は、アミロースとアミロペクチンで構成されていて、餅米はほぼ100%がアミロペクチンで構成されています。

この違いが、うるち米はふっくらとした食感、もち米は粘り気のある食感になります。

米の品種によって違いがあることが分かった実験となりました。

助手 寺川