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今日は米の調理特性について実験をしました。
米の品種、浸漬時間によって炊飯後にどのような違いが出るのか調べました。
まずは米の計量からです。今回はうるち米ともち米を使いました。
うるち米とは普段よく食べられる精白米で、もち米はお餅やおかきなどに使われます。
それぞれ同じ分量ずつ5つに分けて、洗米します。
洗米後、重量を測って60分、40分、30分、20分、10分それぞれ浸漬します。
時間が経ったらそれぞれ浸漬後の重さを測ります。
浸漬前よりも米が水を吸水した分、重くなりました。浸漬時間が長いほど重くなりますね。
次はその米をそれぞれ鍋で炊飯します。
炊き上がったらうるち米は白飯、もち米はおこわになり、それぞれ光沢や硬さ、粘りなどを観察します。
試食もしてみました。味や食感の違いはあるかな?
米にはでんぷんが含まれていて、その成分に違いがあります。
うるち米は、アミロースとアミロペクチンで構成されていて、餅米はほぼ100%がアミロペクチンで構成されています。
この違いが、うるち米はふっくらとした食感、もち米は粘り気のある食感になります。
米の品種によって違いがあることが分かった実験となりました。
助手 寺川