商品開発もできる!相愛大学管理栄養学科ブログを見に来てくださりありがとうございますm(__)m
今日はさつまいもの調理特性について実験をしました。
皆さん、寒い日に焼き芋を食べられたことがあると思います。とても甘くてほくほくで美味しいですよね。
さつまいもは加熱をすることで甘みが増えます。
これは、さつまいもに含まれるβアミラーゼが加熱中にでんぷんに働き、マルトース(麦芽糖)を作るからです。
マルトースがたくさんできるほど甘みが強くなります。
加熱方法にも様々あり、さつまいもの甘みを引き出す加熱方法について実験しました。
電子レンジで加熱する方法
ラップに包み、お皿に乗せて100gあたり約2分間加熱します。
オーブンで加熱する方法
1本ずつアルミホイルでふわっと1重に包み、天板に乗せて余熱なしの下段、約20~30分間加熱します。
煮て加熱する方法
鍋にさつまいもを入れ、ひたひたになるよう水を入れて蓋をして火にかけます。沸騰したら弱火にし、竹串がすっと通るまで加熱します。
蒸して加熱する場合
さつまいもを皿に乗せ、蒸し器に水を入れて水から加熱していきます。
それぞれ加熱したものを同じ分量ずつ取り、糖度計で糖度を測定します。
加熱せずに生のままのさつまいもの糖度も調べてみます。一番甘みが強かったのはどの加熱方法でしょうか?
余ったさつまいもは官能評価として試食しました。香りや味、口あたりなど違いはあるでしょうか?
次回はじゃがいもの調理特性について実験します。お楽しみに~!
助手 寺川