2025.05.19
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管理栄養学科

管理栄養学科 調理科学実験 さつまいもの調理特性

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今日はさつまいもの調理特性について実験をしました。

皆さん、寒い日に焼き芋を食べられたことがあると思います。とても甘くてほくほくで美味しいですよね。

さつまいもは加熱をすることで甘みが増えます。

これは、さつまいもに含まれるβアミラーゼが加熱中にでんぷんに働き、マルトース(麦芽糖)を作るからです。

マルトースがたくさんできるほど甘みが強くなります。

加熱方法にも様々あり、さつまいもの甘みを引き出す加熱方法について実験しました。

2025さつまいも①.jpg

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電子レンジで加熱する方法

ラップに包み、お皿に乗せて100gあたり約2分間加熱します。

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オーブンで加熱する方法

1本ずつアルミホイルでふわっと1重に包み、天板に乗せて余熱なしの下段、約20~30分間加熱します。

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煮て加熱する方法

鍋にさつまいもを入れ、ひたひたになるよう水を入れて蓋をして火にかけます。沸騰したら弱火にし、竹串がすっと通るまで加熱します。

2025さつまいもゆで.jpg

蒸して加熱する場合

さつまいもを皿に乗せ、蒸し器に水を入れて水から加熱していきます。

2025さつまいも蒸し.jpg

それぞれ加熱したものを同じ分量ずつ取り、糖度計で糖度を測定します。

加熱せずに生のままのさつまいもの糖度も調べてみます。一番甘みが強かったのはどの加熱方法でしょうか?

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余ったさつまいもは官能評価として試食しました。香りや味、口あたりなど違いはあるでしょうか?

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次回はじゃがいもの調理特性について実験します。お楽しみに~!

助手 寺川