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前期集中講義「産官学食育実践演習」が行われました。
この授業は産官学が連携した具体的な実践活動を体験することで食育の実践力を習得できる授業です。
初日を大阪市中央卸売市場にて実施させていただきました。はじめに、市場協会のご案内で果物せり場、果物仲卸売場、水産仲卸売場、野菜仲卸売場の施設見学後、市場広報ビデオの視聴により全国各地から出荷された食品の流通の現状を学ぶことができました。
その後、株式会社うおいち様から魚についての講義がありました。わが国は近年、魚離れが目立ちますが、興味深いお話を聞くことで、これからは魚介類をもっと食卓に取り込みたいと感じました。また、香川県大阪事務所・JA香川大阪営業所様から県名産の野菜・果物のお話がありました。県の取組として「さぬき讃フルーツ」という特定の基準以上の品質のものを8品目(17種類の果物)認定されています。さぬきゴールド(キウイフルーツ)、ピオーネ(ぶどう)、さぬきひめ(いちご)、小原紅早生(温州みかん)などがあるそうです。ぜひ一度、味わってみたいですね。
市場には、入荷流通する食品の安全・安心を確保し、市民の健康を維持するために、食品衛生検査所が配置されています。検査所では場内の衛生管理、監視・指導、衛生検査などの業務を6名の食品衛生監視員が担っておられます。
検査所の業務内容を通じて、食中毒、手洗いの重要性、魚の寄生虫などの貴重なお話がありました。
管理栄養士を目指す学生にとって、このたびの市場での経験は、学内では学ぶことができない実践的な学びとなりました。
業務でお忙しいところ、ご指導いただいた市場関係者の皆様ありがとうございました。
担当:鷲津、髙井