商品開発もできる！相愛大学管理栄養学科ブログを見に来てくださりありがとうございますm(__)m
皆さんはこのような食品を見たことがありますか？
これらは腎臓病食のメニューとして取り入れられることの多い特殊食品です。腎臓病食の特徴は低たんぱく、高エネルギー、減塩食です。たんぱくや塩分を摂り過ぎると腎臓に負担がかかってしまうからです。たんぱくを減らす代わりにエネルギーをしっかり摂ります。今回は特殊食品を使いながら腎臓病の昼食と間食と夕食を作ります。
昼食メニューはこちらです↓↓↓
・低たんぱくパンを使ったイチゴジャムトースト
・野菜マリネ
・オレンジ
・カフェオレ
間食として ・マクトンオイル入りコーヒーゼリー
夕食メニューはこちらです↓↓↓
・低たんぱくご飯
・鶏肉のトマト煮
・低たんぱくマカロニサラダ
・低たんぱく餅入りぜんざい
・粉飴入り紅茶寒天
完成品がこちらです。とっても美味しそうにできました！
粉飴は100ｇあたりのカロリーは上白糖と同じですが、甘さは1/8程度です。
食事の味を大きく変えることなく簡単に高エネルギーにできるエネルギー補助食品です。
ニューマクトンプチゼリーはマクトン（MCT）と呼ばれる中鎖脂肪酸油を使ったゼリーです。1個で50㎉と計算がしやすく、病院食でもカロリー調整食品として使われます。
低たんぱくご飯はお米を酵素処理して含まれるタンパク質を分解・除去されたご飯です。様々な種類があり、メーカーによっても味が少し違います。特殊食品も上手に使って献立を工夫していきたいですね。
次回は膵臓病食について実習します！お楽しみに～☆彡
助手 寺川