人文学部 人文学科

仏教文化専攻

土真宗を軸にして
社会に役立つ気づきを得る

相愛のよりどころ「浄土真宗」。本専攻では、浄土真宗をはじめとする仏教を、歴史や文化といった様々な切り口から学びます。仏教の歴史を体系的に学んだり、他の宗教と比較したりすることで、仏教の本質に迫っていきます。文化財の修復や典座料理体験など、浄土真宗の大阪の拠点らしい実践的な学びの機会も豊富。浄土真宗本願寺派の「得度習礼」出願資格取得、「教師教修」出願資格取得をめざせます。人類の知恵の結晶である「仏教」を学ぶことで、社会に役立つ人間力を養います。

科目PICKUP

寺院運営論

これまで寺院運営を支えていた「地域コミュニティ」や「宗教儀礼」についての考え方が、急速に変化している現代。フィールドワークや事例研究も踏まえながら、現代社会における寺院のあり方を考え、寺院運営に必要な力を高めます。

真宗学概論

浄土真宗の教えを体系的に学びます。教義や親鸞聖人の生涯の問いについての学びを通して、悩みを抱えて生きる人間の姿や苦悩のメカニズムを理解するとともに、人生を生き抜く智慧を養います。

宗教社会活動論

貧困などの社会問題に、宗教の視点からアプローチします。宗教や社会活動の概念や身近な社会問題を、座学とフィールドワークの両方で学び、宗教者としての関わり方を考えます。フィールドワークでの対話から、他者を尊重する態度も身につけます。

おもな卒業研究テーマ

現代日本人の宗教意識

アイヌの生活とスピリチュアリティ

大乗仏教の展開

サブカルチャーにおける宗教性
―ゲーム作品に影響を与える宗教―

日本仏教における寺院運営
―特に浄土真宗寺院を中心として―

葬式仏教の成立
―穢れ思想と浄土教の救い―