人文学部 人文学科

心理専攻

分を見つめ 人間を見つめ
そして社会を見つめる

本専攻では、心理的援助の理論と方法論を学び、こころの問題を解決に導く技法の修得をめざします。また、社会的な環境が人間の心理や行動にどう影響するかを知ることで、社会が求める心理学の知恵を修得します。実際の心理専攻の講義では、心理学の幅広い分野について学べるようになっています。また、心理専攻では、公認心理師(国家資格)の養成に対応したカリキュラム(大学学部)を開設しています。※公認心理師の受験資格を得るには大学院への進学が必要です。

科目PICKUP

社会・集団・家族心理学

人間のありかたを、社会心理学的な視点から学びます。人が、個人としての他者や家族を含む集団と共に社会の一員として生きていくなかで、たとえば、どのように他者を認知し、他者から影響を受け、他者と親密な関係をつくりあげるのかを考えます。

産業・組織心理学

「働く」ことにまつわる心理や行動について学びます。組織のなかで働く人たちの行動パターンや心理を理解するとともに、そこで生じる問題に対して、どのような心理学的支援ができるのかを考察します。

心理実習

これまでの授業を通じて学んだ臨床心理学やカウンセリングの知識を基に、精神科や小児科といった医療施設や、グループホームおよびデイケア施設、児童相談所や少年鑑別所といった多様な施設を実際に見学し、現地での実習を行います。

おもな卒業研究テーマ

青年期における恋愛行動の研究

リーダーシップスタイルと集団の
パフォーマンスの関係性について

ペットロスからの立ち直りに
影響する要因の研究

認知行動療法の効果について